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2018年導入のインディカー新共通エアロキット、ドライバー保護装置の導入を前提で設計

6/17(土) 11:12配信

motorsport.com 日本版

 2015年のポコノで起きた、他車のクラッシュによるデブリがジャスティン・ウィルソンのヘルメットを直撃し、ウィルソンが亡くなるという痛ましい事故を受け、インディカーはコクピット保護デバイスの追加を検討してきた。

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 来年導入される、ダラーラ製の共通エアロキットのイメージ画像にはそのような保護デバイスは見受けられないが、インディカーの競技委員長を務めるジェイ・フライはmotorsport.comに、コクピットに追加のデバイスを導入できるように新エアロキットは設計されていると語った。

「我々はまだ、使用出来る様々な手法を全力で検討している段階だ」とフライは述べた。

「この秋に、いくつかテストが行われるだろう」

「それを急いで導入したくはなかったので、我々が新マシンで行う最初の4度のテストで、2台のマシンに保護デバイスをすぐに搭載することはないだろう。しかしそのテストが終われば、コックピット保護デバイスのテストは我々のTo Doリストの中にある。しかし、いつ・何を・どこでテストするかはまだ決定していない」

 フライは、2018年にマシンに追加の保護デバイスが搭載され、レースが行われる可能性は低いという。

「来年、それらを載せてレースをするというのは議論の余地がある」と彼はコメントした。

「しかし、我々はそれらをトラックでもテストしなければならない。マシンがどのように反応するかを見る必要があるからだ。もしそのデバイスがスクリーン型ならば、それは空力的な影響をマシンに与える。しかし2018年のマシンは現行のものと違い、ドライバーの頭の後ろはインダクションボックスではなく、ロールフープとなっている。なので、それほど大きな影響はないだろう」

 インディカーシリーズ側としては、エアロスクリーン型のデバイスを好んでいるのかという質問に対してフライは次のように答えた。

「ハロタイプのデバイスは視界に問題があるため、バンクのあるオーバルでは機能しない。しかし、我々は様々なトラックで複数のデバイスを使うこともできる」

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