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長崎市議、政活費不正疑い 短時間で2度給油11回

6/17(土) 10:12配信

長崎新聞

 2016年度の長崎市議の政務活動費の使途の中で、自民党の議員(59)が同じガソリンスタンド(GS)で短時間のうちに2度給油しているケースが計11回あることが16日、議会事務局への取材で分かった。この議員は15年度も同様のケースが2回確認されており、同年度分を調査した市民団体「ながさき市民オンブズネット」は架空請求の可能性を指摘している。

 同議会は16年度まで、ガソリン代は公私の区別が難しいとして「4分の3」まで政活費を充てることを認めていた。この議員は短時間で2度給油した11回のケースのガソリン代の「4分の3」に当たる約5万7千円を政活費から支出した。

 16年度の支払伝票によると、6月19日午前11時半ごろ、西彼時津町のセルフ式のGSでプリペイドカードを使って約43リットルを給油。73分後にも同じGSで現金で約40リットルを補充し計約83リットルに。同9日も同じGSで10分の間に2度に分け計約61リットルを入れており、支払いは1度目がクレジットカート、2度目が現金だった。

 このほか長崎市目覚、畝刈両町のGSも利用。4~10月の計9日間、各日とも2度に分けて給油。各日の給油量は計約27~70リットルで、1度目と2度目の間隔は1~29分だった。支払いはクレジットカート、プリペイドカード、現金とさまざまだった。

 オンブズネットは、GSの精算機に残っていた他人の領収書を使い政活費を請求していたのではないかと疑いの目を向ける。これに対し議員は「私の車は70リットルまで給油できる。2度に分けた記憶はある」としながらも、計70リットル以上の給油は「間違いかもしれない。問題があれば修正する」と釈明。議会事務局は「議員に確認したが、正しいという回答だった」としている。

長崎新聞社

最終更新:6/17(土) 10:12
長崎新聞

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