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メルセデス、フォーミュラE第5シーズンへの参戦は10月までに判断

6/17(土) 17:12配信

motorsport.com 日本版

 2016年10月、フォーミュラEとメルセデスは、フォーミュラEの第5シーズンから”条件付き”で参入することに合意した。メルセデスは2020年シーズンの終わりまでF1に参戦し続ける契約を結んでいるが、「将来の自動車産業では、電気は大きな役割を果たすだろう」と、フォーミュラEの重要性を語っている。

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 メルセデスがシーズン5からフォーミュラEに参戦するかどうか、その最終決定はまだ行われていないが、もし参戦するとしても、それは独自のパワートレイン技術を使ったものにはならない。

 FIAはすでに、当該シーズンに参戦する資格を持つコンストラクターを承認した。この中にメルセデスは含まれておらず、もし参戦をスタートするならば、承認されたメーカーからモーターやギヤボックス、インバータなどのパワートレイン一式の供給を受ける必要がある。

 そのためメルセデスは、まず子会社のHWAが先行して参入し、将来メルセデスのワークス体制で参戦を開始する際の礎を作ることになる可能性もある。

 フォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガグは、motorsport.comに対して次のように語った。

「メルセデスからの関心は非常に強いと思う。しかし、2018-2019シーズンに参戦するメーカーとしては登録されていない」

「彼らは、いずれかのメーカーのクライアントになる必要がある。一方、2019-2020シーズンについては、彼らはまだメーカーとして参戦することができる」

「彼らがどうするのか、見守ることになる。彼らは10月まで検討することができ、その選択肢を行使するかどうか選ぶことができる。彼らがそれを行使するなら、彼らはいずれかのメーカーのクライアントになるだろう」

 2018-2019シーズンのパワートレインメーカーとして承認されているのは、BMW、DS、アプト(アウディ)、マヒンドラ、ルノー、ジャガー、ネクストEV、ペンスキー・オートスポート、ベンチュリである。

 メルセデスがカスタマーチームとして参戦する場合、BMWなど伝統的にライバル関係にあるメーカーのパワートレインを使う可能性はまずないだろう。

 そんな中でも最も有力だと考えられるのは、ベンチュリのパワートレインを使うという選択だ。ベンチュリのパワートレインは、ドイツの自動車部品メーカーであるZFによるものとなる予定だ。

Scott Mitchell