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作品に秘密が… 横尾忠則さん企画展、17日から

6/17(土) 11:40配信

デーリー東北新聞社

 青森県の十和田市現代美術館で17日から、世界的に活躍する画家横尾忠則さんの企画展「十和田ロマン展 POP IT ALL」が始まるのを前に、横尾さんの会見と関係者への内覧が16日、同館で行われた。代表的テーマ「瀧(たき)」シリーズの大作や光画、立体作品に加え、十和田をモチーフに描いた新作絵画など約30点が展示される。9月24日まで。

 「瀧」シリーズでは、さまざまな様式を駆使した大作の絵画や、電照の仕掛けを絵に組み込み、光の動きで水が流れるように見える幻想的な作品が会場に並んでいる。

 新作絵画の「TOWADA ROMAN」は、同市をイメージし本展に合わせて制作したもので、十和田湖の象徴である乙女の像や、奥入瀬渓流、市街地のY字路、馬などを描いている。

 他に、女性の顔の上に石や鍵などを重ねた不思議な絵画シリーズや、旅先で描いた猫の絵画、モーツァルトと弥勒菩薩(みろくぼさつ)を合体させた立体作品も目を引く。

 会見で横尾さんは、「瀧」シリーズについて「世界中の瀧の写真などを1万2千点ほど集め、絵になりそうなものを選んで合成しながら制作した」と説明。

 「僕の作品は、いろいろな秘密や不可解なものが描き込まれているのが一つの特徴」とし、「TOWADA ROMAN」でも自身の生年月日や名前の横尾(4・5・0)の数字をばらばらに描いた―と明かした。

 入館料は600円(常設展とセットで千円)、高校生以下無料。17日は午前10時から、横尾さんが絵画の公開制作を行う。問い合わせは十和田市現代美術館=電話0176(20)1127=へ。

デーリー東北新聞社