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U-20W杯から帰国 鳥栖FW田川インタビュー「世界のスピード、技術の高さ痛感」

6/17(土) 12:27配信

佐賀新聞

 サッカー・J1サガン鳥栖のFW田川亨介(18)が、U-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会(5月20~6月11日)から帰国した。イタリア戦、ベネズエラ戦の2試合に出場。持ち前の突破力を武器に挑んだが、得点は奪えず、「世界のスピード、技術の高さを痛感した」という。鳥栖の若きストライカーに大会を振り返ってもらい、今後のリーグ戦への意気込みを聞いた。

 -1次リーグのイタリア戦、決勝トーナメント1回戦のベネズエラ戦に出場した。世界の強豪と戦い、何を感じたのか。

 自分の得意とするプレーをもっと伸ばさないと、世界では通用しない。プレーのスピードが全く違うし、トラップが少しでも体から離れると、あっという間にボールを持っていかれる。技術の精度も突き詰めていかないといけない。

 -チームの軸だった小川航基(磐田)が負傷し、1次リーグ途中で離脱。代わってイタリア戦は先発フル出場した。

 チームのターゲットになる選手だったので、彼が抜けた穴は大きかった。自分がその役割を果たさなければと思って挑んだが、得意とするプレーがほとんどできず悔しさが残った。

 -延長までもつれたベネズエラ戦は、相手に勝ち越された後の延長後半から途中出場した。

 内山篤監督からは「点を取るか、取られるかのタイミングで出す」と言われ準備していた。(約10分間の出場で)もう少し早く出場できていればというのが本音。ただ、限られた時間の中で、結果を出せる選手にならないといけない。

 -大会全体を通じて感じたことは。

 代表チームの仲間からも刺激を受けた。例えば堂安律選手(G大阪)。プレースタイルは違うけど、同じレフティー。彼の左足の精度は自分よりはるかに上だと思ったし、本人から蹴り方を学び勉強になった。

 -日本は16強で大会を終えた。どんな目標が心に芽生えたのか。

 ずっと前から思っていることだが、まずはサガン鳥栖で活躍することが第一。チームで結果を出した先に、東京五輪など次があると思う。

 自分のプレースタイルは、他の選手にはないものだと思っている。そこを極め、どれだけアピールできるか。途中から流れを変えることも大事だし、どんなときもゴールを取りたい。そういう選手になれれば、将来の夢の実現にもつながってくる。

【プロフィール】たがわ・きょうすけ

 1999年2月11日生まれ。181センチ、70キロ。長崎県出身。高志館高に通いながら、サガン鳥栖U-18に所属。2016年に2種登録され、今季トップチームに昇格した。U-16から世代別の代表に選出され、国際大会などを経験。今回のU-20W杯韓国大会では2試合に出場した。スピードを生かした裏への抜け出しを武器に、リーグ戦はここまで7試合に出場。4月8日のアルビレックス新潟戦で、クラブ最年少記録となる18歳1カ月28日でプロ初ゴールを決めた。

最終更新:6/17(土) 12:27
佐賀新聞