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ファッション誌「sweet」を支える3つの秘密 豪華付録が話題

6/17(土) 18:20配信

AbemaTIMES

 宝島社の女性ファッション誌「sweet」についてくる付録が豪華だと話題になっている。

 7月号では人気ブランド「snidel」のミニボストンバッグが付録としてついてくるが、雑誌の価格はわずか880円だ。

 これまでも多種多様な付録だったが、4年間付録を担当している山口真澄さんによると、sweetには「業界トップの売上でコスト削減」「15年間の経験」「毎月値段が変わる」という3つの秘密があるという。

 まず、コスト削減について山口さんは「sweetの場合は発行部数が多いので、制作のロット数を上げることができ、1つあたりのコストを抑えることができる」と説明。10万部売れたら大ヒットと言われる雑誌業界で、sweetは30万~40万部売れる月もあり、コストを最低限に抑えることができるという。業界トップの売上部数が豪華な付録をつけられる理由のひとつとなっている。

 またsweetは2002年に日本の女性ファッション誌としては初めて付録をつけた雑誌で山口さんは「(付録制作は)私たち主導で行い、ブランドイメージを損なわないように、きちんとエッセンスを取り入れながら、色や形、ロゴの雰囲気を考えています」

 15年間、毎号付録をつけている実績もあり、ファッションブランドとの信頼関係の中でいいものを安く作れているとした。そして一般的な雑誌のほとんどが定額とする中、sweetは毎月値段を変更。「この値段ならお得」と感じてもらえるような価格設定も読者の共感を得ている。

「おまけとかのレベルじゃない」

 同社の20代向けファッション誌「mini」では翌月号の付録の特集を前号で組む工夫で読者の関心をひきつけている。

 編集長・見澤夢美さんも「付録は巻頭の特集と同じくらい強いコンテンツとして作っているので、もう“おまけ”とかのレベルじゃない気持ちで作っています」と力を込める。また売上を一番左右するという表紙に付録を使用したモデルを掲載したり、SNSでも表紙撮影時のオフショットを公開し人気を得ている。

 ファッション誌販売部数ランキング上位10誌のうち、6誌が宝島社。付録をはじめとする秘策で読者の気持ちもつかんで離さない。

(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)

最終更新:6/21(水) 13:25
AbemaTIMES