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富山産エゴマ油イタリアへ輸出 広貫堂

6/17(土) 0:29配信

北日本新聞

 広貫堂(富山市梅沢町、塩井保彦社長)は今夏から、エゴマを活用した食用オイルとドレッシングをイタリアへ輸出する。エゴマは富山市が地域ブランド化を進めており、中性脂肪を減らすなどの効果が期待される。オイルは、市と富山大、イタリアの食科学大による研究成果を踏まえ、オリーブ油とエゴマ油を「7対3」の割合でブレンドし、健康効果と風味の良さを両立した。国内では今月末にも発売する。

 エゴマはシソ科の1年草。特に種子は脳梗塞や動脈硬化の予防に効果があるというα(アルファ)-リノレン酸を豊富に含む。種子を搾った油は、消費者の健康志向を背景に需要が高まっている。配合の割合はエゴマの健康効果を損なわないとされ、同社は「黄金比」と捉えている。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)のサポートを受け、イタリア国内の飲食店に日本発の調味料として採用を働き掛ける。オイルは富山市産のエゴマ油とイタリア産のオリーブ油を使う。そのオイルを使ったドレッシングは3種類。それぞれ野菜、魚、肉料理向けにユズやタマネギ、大根、リンゴなどを加えた。いずれも1本200ミリリットルで価格は未定。県内の食品会社が製造を担う。

 バジルの代わりにエゴマの葉と種を使った「ジェノベーゼソース」(120グラム)も商品化。オイルなどと併せ、17日にジェトロ富山が市内で開くイベントで紹介する。

 塩井社長は、市や市内の企業・団体でつくる「エゴマ6次産業化グループ」の会長を務める。

 同社はブレンド油の開発などを通じてエゴマの「6次産業化」を後押しし、付加価値を高めたい考えだ。

北日本新聞社

最終更新:6/17(土) 0:29
北日本新聞