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AKB中止で沖縄明暗 ホテル1割キャンセル ステーキやレンタカーは好調

6/17(土) 5:15配信

沖縄タイムス

 人気アイドルグループAKB48の屋外イベント中止が決まった16日、会場のある沖縄県豊見城市のホテルでは予約の満室から一転、キャンセルが相次いだ。県民向け宿泊予約サイトで格安販売するなど、想定外の事態にホテル側は次善策に追われた。一方、予定通り来県するファンもおり、沖縄市のホテルでは予約率は例年より高水準に。イベントに合わせたキャンペーンを打ち出す飲食店では県内客も伸び、週末にはファンも取り込めると期待する。

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 ◆中止発表後 1割キャンセル

 AKB総選挙の沖縄初開催が発表された3月20日正午。会場に近い豊見城市のホテルは予約が殺到し、発表の30分後には受け付けを終えた。

 イベント中止が発表された16日には全体の1割に当たる20室のキャンセルが出た。同ホテルは急きょ、インターネットサイトで16日から3日間限定の格安販売を始め、キャンセル分の取り戻しに追われた。平日料金にしたり、食事や施設利用の割引サービスをつけて、利用を促した。

 ◆予定通り来県するファンも

 一方、すでに沖縄入りしていたり、予定通り来県するファンもおり、沖縄市のホテルではキャンセルは出ていないという。担当者は「梅雨の時期でこの予約率は今までにない。かき入れ時の全島エイサーの時くらいの水準だ」と驚く。

 那覇市内のビジネスホテルのキャンセルは10件にとどまった。

 ◆ステーキ480グラム 好調

 ステーキ480グラムを格安で提供する「STK480」キャンペーンを展開している県内のステーキハウス約30店は、来店客が増加。12日から実施している那覇市のステーキハウス88辻本店はイベントが予定されていた週末に向け、客足は上り調子という。

 担当者は「今はファン以外の来客が多いが、週末は県外を中心にファンが訪れると思う」と予想する。「イベント中止は残念だが、沖縄観光を楽しんでほしい」とした。

 大手レンタカー会社では、16日の予約が伸びた。AKBファンがイベントから、沖縄観光に切り替えたとみられる。

 同イベントの誘致に取り組んだリウボウホールディングスの糸数剛一会長は「楽しみにしてくれたファンに申し訳ない。県経済のためにも改めて企画を考えたい」とコメントした。

最終更新:6/22(木) 16:15
沖縄タイムス