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あの元プロ選手も…都市対抗の名物・補強選手が公示

6/17(土) 10:00配信

ベースボールキング

カギを握る“劇薬”

 16日、第88回都市対抗野球大会の組み合わせ抽選会が都内で行われ、出場32チームの1回戦の日程が決まった。

 社会人野球の“二大タイトル”のひとつであり、おそらく最大のイベントと言っても過言ではない都市対抗。この大会を面白くする独自のルールというのが『補強選手』だ。

 これは都市対抗野球独特のシステムで、ざっくり言うと「地方予選で敗退したチームから大会限定で選手を借りることができる」制度。文字通り“都市”の“対抗”という意味合いを強める重要なエッセンスとなっている。

 まさに「昨日の敵は今日の友」といったところ。場合によってはその逆も然りで、普段は同じチームでプレーしているのにも関わらず、この大会に限ってはお互いに補強選手として違うユニフォームで相まみえるということもあるのだ。

 現在のルールでは、補強選手は各チーム最大3人までと設定されている。手っ取り早く弱点を補う期待がある反面、これまで戦ってきた陣容が変わることになるため、逆に全く機能しなくなってしまうということも。それだけにかかるプレッシャーも大きく、よりチームの命運を左右する存在だと言えるだろう。

元プロ選手の名前も

 今年の補強選手には、かつてNPBの舞台でプレーをした元プロ野球選手が何人かいる。たとえば、三菱重工名古屋(名古屋市)の一員としてプレーする中田亮二(JR東海)がその一人だ。

 明徳義塾高から亜細亜大を経て、2009年のドラフト3位で中日に入団した内野手。その体型から「ブーちゃん」のあだ名で親しまれ、覚えているファンも多いことだろう。

 1年目からクライマックスシリーズに出場するなど期待を受けたが、故障にも悩まされてなかなか芽を出すことができず。2014年に戦力外通告を受けると、社会人・JR東海でプレーする道を選んだ。

 ほかにも、JR北海道硬式野球クラブ(札幌市)の補強選手に選ばれた室蘭シャークスの佐藤峻一は、昨季までオリックスでプレーしていた右腕。JR東日本(東京都)の補強選手に選ばれた加藤正志(REVENGE99)も、昨季まで楽天でプレーしていた。

 プロでは花を咲かせることができなかった男たちだが、社会人野球の“晴れ舞台”で活躍を見せることができるのか。彼らの戦いぶりからも目が離せない。

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