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地域おこし協力隊員募集 市街地活性化で田辺市

6/17(土) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は、空き家・空き店舗再生による中心市街地の活性化に取り組む「地域おこし協力隊」隊員を募集する。活用可能な遊休不動産の掘り起こしや利用希望者との橋渡し役を担ってもらいたいという。協力隊を市街地で募集するのは初めて。

 市によると、2013年の市の空き家率は18・9%で、全国平均(13・5%)を上回る。賃貸や売買される物件は少ないという。中心市街地は老朽化した物件や高齢者世帯の住居が多く、今後さらに空き物件が増える見通し。

 中心市街地にある10カ所の商店街も17年3月時点で空き店舗が109店あり、空き店舗率は18・7%。商店街によっては30%を超えている。

 協力隊は起業や移住希望者に提供するための空き家・空き店舗のデータ作成、物件オーナーとの橋渡し、交流イベントの開催などを通じて、遊休不動産の活用を図る。

 市街地ではすでに遊休不動産を改修して、人が集うカフェやゲストハウスに変身させる民間の動きがあるが、点や線の連携にとどまっている。これを面に広げ、地域としてにぎわいを呼べるよう調整役も期待している。

 市商工振興課は「隊員には、宅建や建築士の資格があればありがたい。遊休不動産を活用する中心になってもらえる人材を求めたい」と話している。

最終更新:6/17(土) 17:00
紀伊民報