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例大祭に向け大たいまつ作り 熊野那智大社

6/17(土) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県那智勝浦町、熊野那智大社(男成洋三宮司)の例大祭「那智の扇祭り」(7月14日)に向け、同大社で大たいまつの製作が進んでいる。

 那智の扇祭りは、年に1度、熊野那智大社の神々がもともと祭られていた那智の滝付近に里帰りする神事。那智の滝の姿を表したという扇みこし12体に神々が乗って渡御する。神事では、氏子らが火の粉を散らした大たいまつを担ぎ、扇みこしが通る場所を炎で清める。国の重要無形民俗文化財。

 大たいまつは長さ約1・4メートルで、重いものは約50キロ。製作は3月中旬から、宮大工の嶌崎和真さん(35)=那智勝浦町川関=が中心となって取り組んでいる。細長い板状に加工したヒノキを円筒状に束ねるなどして作っており、来月10日ごろまでに12本を仕上げる。

 嶌崎さんは「今年は御創建1700年なので、より一層気持ちを引き締めて作っています」と話していた。

最終更新:6/17(土) 17:00
紀伊民報