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窓口「昼休み」開始 地銀、効率化へ知恵絞る

6/17(土) 1:27配信

北國新聞社

 北陸の地銀で、支店や出張所の業務効率化が進んできた。北陸銀行は16日、金沢、富山、北海道の3支店・出張所で昼の窓口業務を1時間休業とする取り組みを始めた。過疎地で移動店舗車を導入する動きもある。各行は店舗運営の効率化と金融サービスの両立に知恵を絞っている。

 北陸銀行は、金沢市の野町出張所で午前11時半~午後0時半、黒部市の宇奈月支店と札幌市の東篠路出張所で午後0時半~同1時半の時間帯に窓口業務を取りやめた。

 昨年9月の銀行法施行規則の改正で、営業時間の弾力化が認められたことを受け、比較的、昼時間帯に来店客の少ない店舗を選び、職員の休憩時間を確保した。

 同行は近年の店舗運営の効率化で人員配置を見直した結果、少人数の店舗が増加した。昼休みを取り入れた店舗は5~7人の職員で業務をこなしており、休憩を取りにくい日もあったという。

 一方、インターネットバンキングやコンビニATMの普及で窓口を利用する頻度は減少傾向にあることから、同行担当者は「顧客の利便性が損なわれないようなら、昼休業を取り入れる店舗の拡大を検討したい」と話した。

 福邦銀行は4月から大野、越前、上中の3支店で午前11時半~午後0時半を原則休業とした。

 このほか、福井銀行は、昨年12月に移動店舗車「ふくぎんKuruza(クルーザー)」による営業を始めた。特定の地区に週1回出向き、トラックの荷台で行員が公共料金の支払いや住所変更などの窓口業務に応じている。

北國新聞社

最終更新:6/17(土) 1:27
北國新聞社