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米駆逐艦と商船が衝突、7人不明 負傷の艦長ら横須賀に搬送

6/17(土) 12:13配信

CNN.co.jp

ワシントン(CNN) 米海軍によると、17日午前2時半ごろ、日本の沖合で米海軍の誘導ミサイル駆逐艦と商船が衝突した。駆逐艦の船員7人が行方不明になっているほか、艦長らが負傷し横須賀の海軍病院に搬送された。

日本の海上保安当局によると、衝突現場は横須賀の沖合約56カイリ(約103キロ)の海域。

米海軍によると、ブライス・ベンソン艦長の容体は安定している。艦長を含む乗組員3人が病院に空中搬送され、他の負傷者も診察中だという。

駆逐艦「フィッツジェラルド」は右舷の喫水線周辺が損傷し、一部で浸水が発生。海軍関係者によると、自力で航行しているものの、推進力は制限されている。乗員は船倉から水をポンプでくみ出し、船体の安定を図っているという。緊急対応措置が取られており、現時点で同艦が沈没する恐れはないとしている。

複数の当局者によると、同艦と衝突した商船はフィリピン船籍のコンテナ船「ACXクリスタル」。同船の画像からは船首付近に損傷が見られる。

船の追跡サイト「marinetraffic.com」によると、同船は名古屋を16日夕に出港。当局者は、東京湾の港に17日午後に到着予定だったと語った。日本の運輸会社が同船をチャーターしていたという。

日本の海上保安当局は、船舶4隻とヘリ1機が同艦による損傷状況の評価を支援していると言及。行方不明者の一部が海に転落した可能性もあるとみて、一帯を捜索していることも明らかにした。

衝突が起きたのは現地時間17日午前2時30分ごろ。これを受け、フィッツジェラルドが日本の海上保安当局に支援を要請していた。

フィッツジェラルドはアーレイバーク級の誘導ミサイル駆逐艦で、乗員は約330人。海軍によれば、2月に2100万ドル(約23億円)をかけた改修作業を完了し、現在は横須賀に前方配備されている。

最終更新:6/20(火) 15:25
CNN.co.jp