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トランプ米大統領、キューバとの関係改善で後戻り-渡航・商業に規制

6/17(土) 5:13配信

Bloomberg

トランプ米大統領は16日、米国市民のキューバ渡航と現地でのビジネスを制限する新たな規制を発表した。オバマ前政権の主導で実現した歴史的な関係改善を、トランプ氏は選挙運動中からたびたび非難してきた。

トランプ大統領が発表した変更には、キューバ経済の大きな部分に関わる軍事・情報関連企業とのビジネス禁止が含まれる。大統領は新しい政策を発表する場に、激戦区とされていたフロリダ州をトランプ氏勝利に導いたマイアミを選んだ。マイアミには反カストロのキューバ系住民のコミュニティーがある。

トランプ大統領は「前政権がまとめた完全に一方的な対キューバ合意を白紙にする」と宣言。1961年のピッグズ湾事件に関与した退役軍人を含む聴衆を沸かせた。

これに対し、米商工会議所幹部のマイロン・ブリリアント氏は「残念なことに、今回の決定はキューバを前向きに変える可能性を限定し、成長の機会を逃すリスクを冒すものであり、率直に言って、人権を尊重し自由で民主的なキューバを望むアメリカの利益と一致しない」との声明を発表した。

原題:Trump Rolls Back Obama-led Cuba Opening With New Limits on Deals(抜粋)

Justin Sink, Jennifer Jacobs

最終更新:6/17(土) 5:13
Bloomberg