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<J1>新生鹿島速攻、3発快勝 山本フライングヘッド

6/18(日) 0:09配信

毎日新聞

 ○鹿島3-0札幌●(17日)

 開始1分20秒。鹿島の速攻がネットを揺らした。ゴールラッシュの始まりだ。

 意欲的に裏に抜ける動きと、出し手の意思疎通が鮮やかだった。右サイドでのパス交換で相手守備を引きつけ、ペナルティーエリア内にできたスペースに中村が走り出すと同時に西がスルーパス。一人かわした中村が「いい状態でシュートを打てるところまで見た」と余裕を持って山なりのボールを送り、遠いサイドでフリーの山本が頭で決めた。

 石井監督の後を継いだ大岩監督が求めるのは「アントラーズのサッカー」。根源は変わらない。テンポよくボールを動かし、連動して攻める。狙いを体現した追加点もどちらも縦パスからだ。相手守備の甘さもあるが、勝負どころを逃さなかった前半に3本のシュートをすべて決めて大勢を決した。好機を逃さないのは、チームとして落ち着きを取り戻しているからだ。

 大岩監督体制2連勝で、ホームでのリーグ戦連敗も2で止めた。前節の広島戦と同じく疲れた後半はペースが落ちて下位の札幌に押し込まれ、昌子は「間違いなくチームはプラスに進んでいるが、反省は後半の戦い方。縦、縦と速いばかりではもたない」と修正点も口にする。だが公式戦7試合ぶりの無失点で、また一つ自信を回復した。名門クラブが上昇気流に乗りつつある。【大島祥平】

 鹿島・大岩監督 選手は前半からアグレッシブで、攻守の切り替えも全員が連動してできた点は評価していい。90分間ではなかなかコントロールできないが、無失点で終われたのは自信になる。

 札幌・四方田監督 (5連敗)一瞬のすきを突かれた失点で力の差を感じた。後半は多くのチャンスを作った。下を向いている暇はない。

最終更新:6/18(日) 0:22
毎日新聞