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C大阪 清武の土壇場PK弾でドロー、首位柏と勝ち点1差死守

6/18(日) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇明治安田生命J1第15節 C大阪1―1清水(2017年6月17日 ヤンマー)

 C大阪はホームで清水と対戦し、1―1で引き分けた。前半3分に先制点を献上。1点を追いかける展開が続く中、後半ロスタイムにPKを獲得。これを負傷明けで2試合ぶりの出場となったMF清武弘嗣(27)が決めて同点に追いついた。今季初の5連勝はならなかったものの、勝ち点1を獲得し2位はキープした。首位の柏は0―0で甲府と引き分けた。

 練習でもやったことのないスクランブル態勢が、最後の最後で功を奏した。前半3分に先制され出はなをくじかれたC大阪は、引いて守る清水に苦しめられる。だが、敗色濃厚の後半ロスタイム、日本代表MF山口のゴール前に入れたボールをDF藤本が頭で合わせると、相手DFの手に当たりハンドを獲得。「頭で折り返すつもりだった。ギリギリで頭で触れて、審判を見たらPKだった」。これを清武が冷静に決め土壇場で追いついた。

 圧倒的に攻めながらゴールが遠い試合展開で、尹晶煥(ユンジョンファン)監督は動き続けた。後半開始から負傷明けの清武をトップ下として投入し、今季初めて中盤から前をロンドン五輪世代だけで固める布陣に変更。さらに後半37分には、DF松田に代えてDF藤本を送り出しシステムを3バックに変えた。「監督に呼ばれて“どこで出るんだろう”と思ってたら(今季初の)3バックの右だった」と藤本。早い段階からパワープレーに切り替え、愚直にロングボールを入れ続けて1点をもぎ取った。

 執念のドローで勝ち点1を獲得。首位柏との勝ち点2差は変わらず、2位はキープした。ただ、負けなかった手応え以上に勝ちきれなかった悔しさは大きい。「ホームやし勝たないといけなかった」と柿谷が言えば、同点弾を決めた清武も「勝ち点3を取りたかった」と悔しがった。簡単に奪われた失点シーン、そして度重なる好機を生かせなかった決定力不足。昇格1年目とは思えない順位につけていても、向き合う課題は多くある。