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2016Forbesが選んだ世界の億万長者たち、その傾向とは

6/18(日) 16:40配信

ZUU online

世界の長者番付は、アメリカの「Forbes(フォーブス)」が発表していて、毎年注目されています。特に近年は、世界中の不動産が高騰し恩恵を受けている資産家も多いようです。

Forbesの「2016年の世界不動産王ランキングトップ10」では、どのような顔ぶれが揃っているのでしょうか。

■Forbesが選んだ世界の不動産王10人を紹介

10位 許家印(Hui Ka Yan) 86億ドル
中国の大手不動産企業、恒大集団(エバーグランデグループ)の会長です。中国不動産業界の若きトップリーダーです。農村出身で猛勉強をして出世しており、慈善活動家としても知られています。現在はサッカーチームも所有。

9位 スティーブン・ロス 120億ドル
米国最大級の不動産開発会社、リレイテッド・カンパニーズの会長です。同社は、ニューヨークのタイム・ワーナー・センターを開発。また、アメリカ史上最大の再開発と言われている、ハドソンヤード再開発プロジェクト を主導している企業です。

この開発は2012年に起工され、完成予定は2024年という大がかりなものです。2018年には70階建ての高層ビルが建ち、居住用として分譲や賃貸になるそうです。その他、ホテル、ショッピングモールなどの商業施設、オフィススペース、美術館などが建設されるそうで、大きな話題になっています。

8位 トーマス&レイモンド・クォック 130億ドル
香港最大の不動産開発会社、サンフンカイ・プロパティーズ(新鴻基地産発展)を兄弟で経営しているオーナー一族です。同社は、香港の高層ビルや国際金融センターなどを手掛けています。二人は贈収賄防止条例違反の疑いで2012年に逮捕され、トーマス氏が2014年に懲役5年の刑が確定しているため、今は兄のレイモンド氏が経営にあたっています。

7位 ジェラルド・キャヴェンディッシュ・グローヴナー 130億ドル強
イギリス貴族で、第6代ウェストミンスター公爵を継承しました。英国では有名な資産家、大地主であり、所有不動産を管理する不動産会社グローヴナー・グループのオーナーです。
数々の勲章を受勲、議員としても活動していましたが、2016年8月に64歳という若さで亡くなりました。

6位 劉鑾雄(Joseph Lau:ジョセフ・ラウ)  131億ドル
香港の不動産開発・投資会社、華人置業集団(チャイニーズ・エステート・ホールディングス)の会長です。不動産事業は香港、中国本土、英国で展開しています。また、7歳の娘のために59億円でダイヤモンドを落札したことで話題になりました。

ちなみに、子どもは、離婚した前妻や2人の恋人の間に6人いるそうです。恋人にも、それぞれ10億円以上の豪邸をプレゼントするなど、豪快なお人柄のようです。

5位 ディビッド&サイモン・ルーベン 144億ドル
インドのムンバイで、ユダヤ系イラク人の家庭に生まれた兄弟で、1950年代にイギリスに移住しています。金属事業などいくつかの事業で成功しています。メディアへの露出を嫌い、知る人ぞ知る存在ですが、不動産投資家として業界では有名です。

4位 郑裕彤(Cheng Yu-tung)  145億ドル
香港の不動産開発大手、新世界発展の創業者です。香港と中国本土で不動産をはじめ、宝飾品、カジノ、交通インフラ、通信事業などを含む財閥グループを一代で築きました。2016年9月、91歳で亡くなりました。

3位 ドナルド・ブレン 151億ドル
ロサンゼルス出身の起業家。米国不動産大手で老舗のアーヴィン・カンパニーの現在の会長です。彼のCEO就任後、同社を480もののオフィスビルや40以上のショッピングセンター、3つのホテル、ゴルフクラブなどの敷地を保有する、全米有数の規模の企業へと成長させました。

また、寄付活動にも積極的で、土地の保護、高校や大学などの教育機構や研究の分野に多く寄付をしています。

2位 李兆基(Lee Shau Kee) 215億ドル
不動産会社ヘンダーソン・ランド・デベロップメント(恒基不動産)」の創業者で、現在は会長。香港最大級の企業グループの一つにまで成長させました。

一代で財を成し、香港でも有数の土地所有者です。1928年、中国広東省に生まれ、その後香港に移住しています。小学校しか出ていないのですが、広州で高利貸し(のちの銀行業)を営んでいた父親をいつも見ており、幼いころから自然にビジネスを学ぶ環境があったようです。

1位 王健林(Wang Jianlin)  287億ドル
中国、アジアで一番の大富豪として知られる王健林氏。不動産を中心にした大企業「大連万達集団(ワンダグループ)」を創業し、現在は会長です。元は軍人で政府の役人だったそうですが、退役後、不動産で事業を興し、富を築いています。

王健林氏は「今後の10年を、世界に誇れる本物の中国ブランドを構築することに費やしたい」と2015年5月のフォーブスの取材で語っているそうです。

■アジア勢の躍進とその理由

アジアの不動産王は、幼少期は貧しかったり学歴はなかったりと、必ずしも有利な状況でのスタートではないなか、努力して一代で富を築いたという人が何人もいます。

不動産バブルはいつまで続くのかという議論もありますが、骨太で桁違いに豪快な不動産王たちは、バブルの先の次のステージまで見越して行動しているように見えます。(提供:不動産投資セミナー)

最終更新:6/18(日) 16:40
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