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淫行騒動は救いの神 小出恵介“降板”新ドラマが得したワケ

6/18(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 俳優の小出恵介(33)の17歳女性への飲酒、淫行トラブルは、所属事務所のアミューズが、女性側と示談が成立したと発表。一応の“決着”がついた形だ。しかし、先週「フライデー」が一報を報じて以降、芸能マスコミの取材合戦はすごかった。ワイドショーは“小出劇場”と化し、異様な盛り上がりを見せたのだ。

 マスコミ同士の対立もあった。小出が相手女性側から慰謝料として500万円を要求された――とスポニチが報じたかと思えば、相手女性が再びフライデーや週刊文春の取材に応じ、スポニチの報道を真っ向から否定してみせたのだ。ネット上でも、小出や相手女性に関する情報が錯綜し、もうグチャグチャの状態だった。

「所属事務所のアミューズとしては、どんな犠牲を払っても、小出の俳優生命を守りたかったようです。ある時期から小出がまるで“被害者”のような記事が、スポーツ紙や一部のWEB誌で盛んに報じられるようになった。事務所に近い関係者がリークしているのでは――との臆測が飛んだほどです。アミューズによると、示談は10日に成立していた。発表を15日まで引っ張ったのは週刊誌などでどのような“続報”が出るか、様子を見たかったのでしょう」(ワイドショー関係者)

■下馬評では視聴率5%台

 今回のスキャンダルでは、小出が出演するドラマやCMが軒並み放送中止や降板に追い込まれた。日本テレビ系のドラマ「愛してたって、秘密はある。」(7月16日スタート)も降板しており、スタッフはさぞや怒り心頭かと思えば、そうでもないという。

「いい番宣になったんです。連日、スポーツ紙やテレ朝、TBS、フジ、さらにはNHKのニュースまでが小出が降板したドラマ『愛してたって――』のドラマタイトルをタダで報じてくれた。PR費に換算したらざっと10億円の価値はあるはず。実際に日テレが行った調査では、ナンバーワンの認知度を誇っているようです。そもそも、このドラマ枠は、中身がイマイチと業界では評判だった。現在放送中の綾野剛主演のドラマ『フランケンシュタインの恋』も平均視聴率は6%台です」(民放関係者)

 しかも、「愛してたって――」で主演を務める俳優の福士蒼汰は知名度こそあるものの、人気はイマイチ。下馬評では、初回の平均視聴率は5%台、頑張って6%台と試算していたというから、今回の“小出劇場”はまさに救いの神だったわけだ。

「とにかくドラマタイトル『愛してたって、秘密はある。』はかなり知れ渡った。初回の平均視聴率も2ケタが視野に入ったようです。何とも皮肉ですが、日テレ関係者は連日、小出さまさまと手を合わせていますよ」(前出の民放関係者)

 情報が乱れ飛んだ泥仕合。結局、得したのは日テレだったということか。