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屋台5台パレードに2万人 宇都宮で「県民の日」イベント

6/18(日) 7:55配信

産経新聞

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「山・鉾(ほこ)・屋台行事」の「烏山の山あげ行事」(那須烏山市)と「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」(鹿沼市)の屋台など県内各地の屋台、山車5台が17日、宇都宮市中心部をパレードした。各地の祭礼で使用される屋台がそろう貴重な機会となり、沿道には約2万人(県発表)が集まった。

 初めて開催された「お祭り屋台引き回しパレード」に登場したのは、とちぎ秋まつり(栃木市)の山車、大田原屋台まつり(大田原市)、宇都宮二荒山神社菊水祭(宇都宮市)の屋台を加え計5台。計260人以上が引いて宇都宮市役所から県庁のシンボルロード1・2キロをゆっくり進んだ。

 「県民の日」(6月15日)を記念するイベントで、パレード後も県庁でお囃子競演が披露され、世界に認められた県内の伝統文化をアピール。とちぎ版文化プログラム「リーディングプログラム事業」として、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて県内の文化を国内外に発信、地域活性化につなげる狙いがある。

 夫婦で見物していた宇都宮市の無職、亀山寛さん(74)は「大田原市の屋台は地味だけど彫り物がすごかった。栃木の山車のからくり人形もいい。お祭りは大好きです」と笑顔。同市の無職、古川誼(よしみ)さん(75)は「屋台にそれぞれ独特の飾りがある。1回でいろいろ見られるのがいい。お祭りはいいですね」と話した。

 県民の日記念イベントとして県庁では県警音楽隊、カラーガード隊の記念コンサート、地産地消の取り組み「県庁de愛ふれあい直売所&とちぎナイスハートバザールinけんちょう」などが開かれ、こちらの来場者は約4万人(県発表)。

 平日だった昨年は約1万2千人で、県県民文化課は「屋台パレードもあり、大勢の県民に来てもらいたいと(今回は)土曜開催にした」と説明した。

最終更新:6/18(日) 7:55
産経新聞