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<万博誘致>大阪の知名度いま一つ パリで聞く

6/18(日) 10:30配信

毎日新聞

 【パリ念佛明奈】2025年国際博覧会(万博)の開催に名乗りを上げた日本など4カ国の誘致レースが、博覧会国際事務局(BIE)総会での初のプレゼンテーションを皮切りに本格化している。世界の国々は4カ国を、候補地の大阪をどう評価しているのか。パリ市内で世界各国の男女計10人に聞いたが、そもそも大阪を知らない人もおり、明確な理由を挙げて「日本を支持する」と答えた人はわずかだった。

 立候補したのは日本の他、フランス(パリ)、ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)の3カ国。招致の成否は来年11月のBIE加盟国(170カ国)による投票で決まる。

 1889年万博を機に建設されたエッフェル塔の前などで7カ国の10人に聞いた。このうち、大阪の知名度について回答したのは7人。「知っている」が4人、「知らない」が3人とほぼ伯仲した。フランス人男性のフランソワ・グレイズさん(32)が「東京と同じくらい大きな街」と話したように、具体的なイメージを持っていた人は少数派だった。

 複数回答を含めて「日本」を支持したのは半数の5人。「日本なら、たくさんの人が行くだろうから」と説明したのは、米国人女性のジェシカ・プライスさん(37)。ただ、他には明確な理由を示した人はいなかった。

 一方、大阪の最大のライバルとされる地元パリのフランス支持は2人。フランス人男性のアラン・ウド・ドゥ・ダンビルさん(70)は2010年の中国・上海万博を念頭に「(同じアジアでの)開催は、間隔を空けた方がいい」と指摘した。

 ロシア支持は3人で、ボスニア・ヘルツェゴビナ人女性のコンスタンティン・ニナさん(25)は「ロシアの人は知的で親切だ」。唯一、アゼルバイジャンを挙げたトルコ人男性のヤーズ・バラン・パタールさん(23)は「アゼルバイジャンが好きだから」など、いずれも自国との縁の深さを背景に、親しみを感じている様子だった。

最終更新:6/18(日) 10:32
毎日新聞

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