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コウノトリ「ヤマト」放鳥 野田生まれ5羽目

6/18(日) 7:55配信

産経新聞

 コウノトリの野生復帰に向けた幼鳥の放鳥が17日、野田市三ツ堀の飼育施設「こうのとりの里」で行われ、午後5時13分、4月に誕生した雄が屋根のネットが開けられた飼育舎から野田の空に飛び立った。平成27年から3年連続の放鳥。これで全国で羽ばたく野田市生まれのコウノトリは5羽になった。

 放鳥に先立って小学生による命名式が行われ、幼鳥は「ヤマト」と名付けられた。全国から集まった候補140から、市内の子供たち8193人の投票で決まった。

 放鳥は鳥が自力で飛び立つ「ソフトリリース」で行われ、午前11時すぎ飼育舎の屋根を覆うネットが開けられた。飼育舎の中で羽ばたきをみせるもののなかなか飛び立たなかったが、約6時間後の午後5時13分、夕暮れの涼しさを待っていたかのように、飼育舎から飛び立ち、施設近くに舞い降りた。

 野田市は今後、「ヤマト」の位置を背中のGPS(衛星利用測位システム)発信器で確認する。コウノトリの行動調査を兼ねた試験放鳥は「ヤマト」が最後になり、来年以降は位置確認をしない通常の放鳥になる見通しという。

最終更新:6/18(日) 7:55
産経新聞