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【AKB選抜総選挙】さしこ、無観客ホールで史上初のV3「幸せな総選挙人生でした」

6/18(日) 5:04配信

スポーツ報知

◆AKB48第9回選抜総選挙(17日、沖縄・豊見城市立中央公民館)

 AKB48の「第9回選抜総選挙」の開票イベントが17日、沖縄・豊見城市立中央公民館で行われ、HKT48の指原莉乃(24)が史上初の3連覇を達成した。豊崎美らSUNビーチで行われるはずが、悪天候で屋内ホールへ。ファン不在の中で快挙を成し遂げた。2位のAKB48の渡辺麻友(23)は卒業を発表。また開票中にNMB48の須藤凜々花(20)が突然の結婚宣言するなど会場は騒然。中間速報1位だったNGT48の荻野由佳(18)は5位。

【写真】1位の指原莉乃と抱き合い、涙を流す2位の渡辺麻友

 2位で「AKB48、渡辺…」とライバルの名前がアナウンスされた瞬間、目をつむり両拳をグッと握りしめた。1位で自分が呼ばれると手を振りながら壇上へ。最後の選挙で前人未到の3連覇。ガウンを羽織り「本当に本当にありがとうございます」と喜んだ。

 史上初の快挙は、史上初の事態の中、達成された。沖縄を襲った記録的な豪雨。ファンと行うはずだったビーチでの開票は中止に。屋内施設には関係者、報道陣のみ。初めてファン不在で行われた。「申し訳ありません。こういう積み重ねで皆さんの心が離れるのが怖い」。優勝でも泣かなかったさっしーが声を詰まらせ、5秒間頭を下げた。

 得票数は20万票を超え、2位に約10万票の差をつける圧勝。アイドルとしてだけではなく、トーク力で全国的な知名度を誇る。現在、地上波でMCを務めるレギュラー番組は5本。準レギュラー出演を含めると10本以上だ。一方で握手会などの地道なファンイベントも大事にし、ファンや関係者の顔と名前はなるべく記憶。ラジオ番組では「キングレコードの今井さん、ちゃんとCD作ってね」とわざわざ呼びかけるなど「天性の人たらし」(レコード会社関係者)だ。

 若いスタッフにも敬語を使う。だが、会社の幹部や年配者には、相手の性格によってわざと敬語を使わない。距離を縮める“指原メソッド”で周囲の心をキャッチ。昨年11月、AKBメンバー初のディナーショーでも、3万4500円のチケットが1600枚完売。ファンの“気持ち”が色濃く出る総選挙では、中高年男性に強い指原が無類の強さを発揮する。

 昨年の悔しさを忘れない。大みそかのNHK紅白歌合戦で行われた「夢の紅白選抜」。山本彩(23)に7000票の差をつけられ、2位に甘んじた。順位が低かった他のメンバーを気遣うなど気丈に振る舞ったが、関係者は「涙目だった。相当悔しかったはず」と証言する。

 今年は夏に発足するSTU48の劇場支配人も兼任。さらに代々木アニメーション学院のプロデューサーとして声優アイドルも手掛ける。この日のイベント後「幸せな総選挙人生でした。悔いはありません」と言い切った。スピーチでも優勝者なのに「これからもスタッフ、メンバー一丸で頑張るので見捨てないでください」。立ち位置はもはや首脳陣だが「卒業の『そ』の字も考えてない」とステージから退くつもりはない。現場のアイドルから、プロデューサー業まで。女王はまだまだ突っ走る。

最終更新:6/18(日) 9:17
スポーツ報知