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八重瀬町役場でパン、スイーツ販売 南部商業生徒 商売・接客 実践で学ぶ

6/18(日) 11:46配信

琉球新報

 【八重瀬】県立南部商業高校(大嶺雅紀校長)の情報ビジネス科3年生は6日、八重瀬町役場1階でパンの販売実習を行った。3年生24人が4グループに分かれ、町内外のパン店4業者から仕入れたパンやスイーツを接客しながら販売した。

 情報ビジネス科は昨年から総合実践の授業の一環として年1回、八重瀬町役場で販売実習を行っている。

 生徒たちは街頭アンケートを実施。年代や好みなど消費者が求めている物を調査し、パンや菓子の希望が多かったことからパンの販売を決めた。グループごとに店長、営業、広告、会計と担当を決め、自分たちでパン店と交渉した。

 今年はタブレット端末iPad(アイパッド)を使い、売り上げの詳細がすぐに見られる無料アプリを使って会計を行った。レシートには校章と学校の住所、電話番号も記載され、本格的な販売実習となった。

 我部政朝教諭は「学校だけでは学べない実践的な力を身に付けてほしい」と実習の意義を語った。

 販売から30分足らずで完売したのが「大城パンヤ」。営業を担当した伊吉誠和さん(17)は、店舗と交渉して実際の価格より少し安く仕入れて販売した。「年配から若い人まで購入してもらえるよう食パンや田芋パイ、コロネなど10種類を仕入れた。こんなに売れるとは思わず、びっくりした」と感想を話した。

 店長の大城沙季さん(17)は「年配の客が多く、食パンはすぐに売れた。風船も用意し、子どもに配った。『安い』とみんな喜んでくれて良かった」と笑顔を見せた。(豊浜由紀子)

琉球新報社

最終更新:6/18(日) 11:46
琉球新報