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高山、三塁行けたやろ!阪神・金本監督「甲子園クッション難しい、目で追って」

6/18(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・パ交流戦、阪神2-8楽天、2回戦、1勝1敗、17日、甲子園)ピンチの後にチャンスあり、だった。中谷の好捕が飛び出した直後の六回の攻撃。先頭・高山がいきなり右翼線に運び、一塁ベースを蹴った。実はここ、甲子園の“難所”。クッションボールを待っていたペゲーロが処理にもたついたのだ。だが、高山はブレーキを踏み、二塁ストップ。

 試合後の金本監督は「目で追ってほしいよね。一塁から二塁に走るところだけど。甲子園はやっぱりクッション(ボールの処理)が難しいからね。あそこらへんは」と顔をしかめた。

 三塁コーチャーを務める高代ヘッドは最初、右腕をぐるぐる回し、三塁突入を命じていた。ところが、高山自身が足を緩めたため、あわててストップをかけたというわけ。続く、福留は最低でも進塁打という狙いがみえたものの、結果的には浅い中飛。その後、二死一、二塁から原口が空振り三振に倒れた。

 野球にタラレバは禁物だが、仮に無死三塁となっていれば、一気に勝ち越しムードが生まれていたはずだ。

 高山は4試合連続マルチ安打で打撃の状態を上げているが、指揮官は「あそこは打った時点で、ワンファンブルでサードを狙う気持ち、姿勢というのがこれからの課題でしょうね」と積極性を求めた。球際へのプレー、2ストライク後からの粘り腰など、勝利への執念を徹底的に教えている最中。まだまだ成長途上であり、経験を積ませる段階であることはわかっているが、12年ぶりのリーグ優勝を狙うためには細かいミスを看過できない。

 高山だけじゃない。四回無死一塁で高山が左翼線に運んだ打球に一走・北條はライナーでの併殺を警戒してスタートが遅れ、二塁でストップした。中谷の適時打で北條は生還したものの、無死二、三塁ならば大量得点の可能性もあった。高代ヘッドは「あれは(三塁に)こないといかん」と厳しく指摘した。

 金本監督は18日の交流戦最終戦に向けて「点がとれなかったから。最後、勝って、締めくくりたいですね」と必勝を誓った。首位・広島とは再び3ゲーム差。もう一度、前へ、前へ-。ファイティングポーズをとり続けながら、交流戦を終えたい。

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