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<女子ゴルフ>テレサ・ルーがV ニチレイレディース

6/18(日) 14:55配信

毎日新聞

 国内女子ゴルフのニチレイレディースは18日、袖ケ浦CC新袖コースで最終ラウンドがあり、前日に首位に立ったテレサ・ルー(台湾)が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算12アンダーの204で今季2勝目、日本ツアー通算14勝目を挙げた。優勝賞金1440万円を獲得した。

 首位と4打差の2位でスタートした21歳の新海美優は一時首位と1打差に迫ったが、後半で三つスコアを落として葭葉ルミ、武尾咲希とともに通算7アンダーの2位。前年まで大会3連覇の申ジエ(韓国)は通算4アンダーの7位だった。

 ◇新海への賛辞

 「新海さんが(ダブルボギーにした)17番ホールの前までは、いいゴルフをしていて緊張した。彼女はいつかすごい選手になる」。今季2勝目を挙げたテレサ・ルーの記者会見は、同じ最終組で回った新海への賛辞で始まった。

 パー3の6番で新海がバーディーを奪い、2打差に縮まった時からドライバーショットが曲がり、パットのラインが読めなくなったという。後半最初の10番(パー5)を前に「きょうはスコアを伸ばせない。それならミスを減らすしかない」と気持ちを切り替え、1メートル弱のバーディーを奪ったことで落ち着きを取り戻した。

 前週の最終日も優勝したキム・ハヌル、2位の堀琴音と最終組でプレーしたが、優勝争いからは蚊帳の外の3位。「寂しかった」と笑いつつ、「でも、優勝したハヌルさんのプレーを見て学んだことを今週に生かせた」と振り返った。

 今季は海外メジャー大会に出場せず、日本ツアーで「平均ストローク60台」を出すのが目標。その数字も今週で70・7674にし、前週までの4位から1位に上げた。「オフにはたくさんトレーニングを積んだ。これまではゴルフがかみ合わなかっただけ」。数々の海外メジャー大会で、世界のトッププロと渡り合ってきた「強いテレサ」の復活宣言だった。【熊田明裕】

 ◇選手ひとこと

 新海美優 (パー3の17番ホールをダブルボギーにし、単独2位ならず)普段なら簡単なショットがとても難しく感じたり……。初めて体験した優勝争いは、こんなことが起きるんだという驚きの連続だった。

 葭葉ルミ (2位タイに入り、ツアー182人目の生涯獲得賞金1億円突破)獲得賞金のことは考えていなかったが、今季初のトップ10入り。だんだん調子が良くなってきて思ったとおりのゴルフができつつある。

 武尾咲希 (2週連続、今季4回目の10位以内。プロ転向4年目で初の2位)最終日にスコアを伸ばすことが出来てきた。優勝が近づいてきている実感はある。

最終更新:6/18(日) 20:55
毎日新聞