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スーパー王者・リゴンドー10度目防衛戦は波乱の決着

6/18(日) 13:24配信

デイリースポーツ

 「ボクシング・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(17日、ラスベガス)

 WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチが17日(日本時間18日)、米国・ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催され、スーパー王者のギジェルモ・リゴンドー(36)=キューバ=が1回終了KOで、同級暫定王者で1位のモイセス・フローレス(30)=メキシコ=を下し、10度目の防衛に成功した。リゴンドーの戦績は18戦全勝(12KO)。

 波乱の決着となった。開始からパンチの交換を狙っていた両者は初回終了間際、接近して打ち合う。ゴングと同時にレフェリーが割って入ろうとしたタイミングでリゴンドーの左フックがもろに入り、暫定王者は大の字に倒れてカウントアウトされた。

 喜ぶリゴンドー陣営と、ゴング後の反則パンチではないかと抗議するフローレス陣営で、リング上はオフィシャルを巻き込んで混乱。ビック・ドラクリッチ主審は、リゴンドーが頭を抱え込んでパンチを出していたので、やめるよう近づいたと説明し、映像も確認。結局、ラウンド内の有効打と判断され、リゴンドーのKO勝ちとなった。勝者は「コンビネーションを打った。何も心配していなかったよ」と涼しい表情で語った。

 米国では技術は高いが、試合がつまらないという印象が定着しているリゴンドー。この試合でも分かるように決して判定狙いのボクシングでもないのだが、望むようなビッグマッチが決まらない状況が続いている。リング上では元WBC世界スーパーフライ級のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)やWBO世界スーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と対戦の意思があるか問われ、「もちろん。ベルトにこだわりはない」と体重を合わせての対戦もいとわない姿勢を示した。なお、同級の正規王座は久保隼(真正)が保持している。