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「IS最後のとりで」に突入=奪還大詰め―イラク北部モスル

6/18(日) 18:40配信

時事通信

 【カイロ時事】イラク軍や治安部隊は18日、過激派組織「イスラム国」(IS)のイラク最大拠点となっていた北部モスルの西部にある旧市街に突入を始めた。

 旧市街はIS最高指導者バグダディ容疑者が2014年6月に「国家樹立」を宣言したモスク(イスラム礼拝所)がある象徴的な場所で、ISにとってモスルでの「最後のとりで」となっている。

 イラク軍は18日未明、米軍主導の有志連合の空爆支援も得ながら、旧市街の西と南から進攻を開始。一部を奪還した。

 ISは多数の市民を「人間の盾」にして抵抗を続けており、治安部隊は突入に備え、国連の推計で最大10万人とされる市民に脱出を促したほか、IS戦闘員に投降を呼び掛けた。しかし、IS側は18日も、自動車爆弾などを使って激しく応戦しているという。

 イラク第2の都市モスルの奪還作戦は昨年10月に始まった。今年1月に市東部を解放後、2月から西部奪還に着手。西部は市街地が密集するため作戦は難航しているが、現在ではISが支配する領域は市全体の1%の4平方キロにまで縮小している。 

最終更新:6/18(日) 21:41
時事通信