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帝京三、大逆転!2年ぶり9度目V

6/19(月) 7:58配信

スポーツ報知

◆全国高校総体 山梨県大会 ▽決勝 帝京三3―2山梨学院(18日・中銀スタジアム)

 決勝が行われ、帝京三が3―2で山梨学院を下し、2年ぶり9度目の優勝を果たした。0―2とリードを許したが、後半23分にDF菊地開世(3年)の強烈ミドルで1点を返すと、さらに5分後、MF平田和也(2年)が同点弾。勢いに乗ると、延長前半4分に途中出場のMF武井潤(2年)が決勝点を挙げ、逆転勝ちした。戦う姿勢を植えつけられたイレブンは、10度目出場の全国高校総体(サッカーは宮城県、7月28日開会式)で、8強以上を目指す。

 大逆転劇に、帝京三イレブンは抱き合って歓喜の雄たけびを上げた。延長前半4分。武井は、自らのヘディングが相手に阻止されて得たコーナーキックから再びヘッド。「ここで決めなきゃと思い、突っ込みました」と、チームを全国に導く千金弾を振り返った。

 怒とうの反撃は、頼れる最上級生から始まった。0―2の後半23分。菊地が、「2点差だったので思い切りいこうと思った」とこぼれ球に右足を振り抜くと、ボールはポストに当たってゴール。「最高ですね。あの1点が勝ちにつながったので」。強烈な一発は、チームに勢いを与えた。この日先発した3年生は4人。菊地は「3年生の意地もあった」と胸を張った。

 先月の県高校総体で4強に終わってから、菊地は「考え過ぎた」ことで調子を崩し、Bチームに落とされた。そこで、感じたのは「Bはトップチーム以上に練習も盛り上げていた。俺は今まで何をやっていたんだ」。意識を改め、約2週間でトップに復帰。今大会もチームを引っ張った。

 17日の準決勝・日本航空戦も延長、さらにPK戦までもつれるなど心身ともにきつい中、この日も最後までハードな試合だった。“戦う”ことができなかった県高校総体後は大学生とも練習試合を行い、球際の強さなど、相良和弘監督(43)が求める「(プレーなどの)基準を上げる」ことを身につけてきた。

 「8強を目指しながら一つ一つ大事に戦っていきたい」とMF阿川奎都(けいと)主将(3年)。2015年は3冠も、昨年は無冠。復活の1年へ、新人大会に続き、大きなタイトルを手にした。(古川 浩司)

最終更新:6/19(月) 7:58
スポーツ報知

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