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【ソフトバンク】交流戦初の“3連覇”…広島のお株奪う工藤監督の「神ってる決断」

6/19(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 広島4―7ソフトバンク(18日・マツダスタジアム)

 ソフトバンクが広島との最終決戦を制し、交流戦史上初の3年連続で頂点に立った。故障者が相次ぐなか、工藤監督が4年ぶりに4番に据えた松田が先制打を含む2打点と活躍するなど起用が的中。12勝6敗で広島と並んだが、直接対決で勝ち越しているため初開催から13年で7度目の最高勝率チームとなった。パ・リーグは8年連続で勝ち越しを決め、今秋のドラフト会議での指名順優先権を獲得。ソフトバンクは勝ち越しリーグ1位の賞金と合わせ、1500万円を手にした。

 広島のお株を奪う指揮官の「神ってる決断」が交流戦の“3連覇”を決めた。「内川、デスパイネの分までと強い気持ちがあったと思う。こういう結果が出たのも、みんながいつも以上の力を出してくれたから」。主力の投手、野手に故障者が続出するなか、広島との最終決戦を制したナインを工藤監督が頼もしそうに見つめた。

 4年ぶりの4番・松田が的中した。初回2死三塁から打ち上げた平凡な飛球を広島内野陣が見失いラッキーな先制点を挙げた。5回2死二塁ではリードを3点に広げる左前適時打。主砲2人を欠き、2013年9月10日の西武戦(ヤフオクD)以来、工藤政権下では初の“抜てき”に2打点で応えた。

 「(4番を)意識して、ホームランか三振かぐらいで振ってくれればいい。そのなかでタイムリーが出た」。持ち味の積極性を取り戻させたいという指揮官の狙いが当たった。「今日は勝率1位を決める節目の試合。主力がけがをしているけど出てる選手で結果が出せた」と松田も喜んだ。

 4番以外にも今季3試合目のスタメンだった1番・福田、今季初先発の7番・高田も指揮官が決断し、ことごとく得点に絡んだ。「当たっちゃった。(1、4、7番は)決めさせてもらいました」と舌をペロリと出しておどけた。内川に続き、11日の阪神戦(ヤフオクD)でデスパイネが負傷するまでは2番から8番打者はほぼ固定していた。ところが、デスパイネ離脱後は4番に柳田、江川を置くなど6試合で5通りのオーダーを組み、つなぎ重視の打線で窮地を乗り切った。

 工藤監督が常々意識するのがカード勝ち越し。巨人に負け越したが、交流戦を12勝6敗とノルマは達成した。「しっかり休んで交流戦明けからオールスターまで戦いたい」と指揮官は勝利の美酒に酔わず気持ちを切り替えた。首位・楽天とは1・5差。見据えるのは2年ぶりのV奪回だけだ。(戸田 和彦)

最終更新:6/22(木) 3:19
スポーツ報知

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