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(朝鮮日報日本語版) ユン・ソナ息子らの暴力事件、ソウル市教育庁が調査へ

6/18(日) 21:49配信

朝鮮日報日本語版

 ソウル市内の私立小学校で起きた暴力事件に大企業トップの孫と有名芸能人の息子が関わっていたという疑惑が報じられ、教育当局が調査に乗り出すことになった。

 ソウル市教育庁(教育委員会に相当)などは17日、問題の起きた私立小学校について、19日から特別調査を実施すると発表した。

 教育庁の関係者は「事実を確認するとともに、学校側の対応が正しかったか調査する予定」と説明した。

 この暴力事件をめぐっては、韓国SBS放送のニュース番組が先ごろ「ソウル市内の私立小学校で宿泊学習に参加していた児童が同じクラスの児童4人に踏みつけられたりバットで殴られたりする事件があった」として「加害者とされる児童の中には財閥会長の孫と芸能人の息子がいた」と報じていた。

 報道によると、加害児童4人は宿泊学習で同じクラスの児童をバットで殴り、踏みつけた上、水を求めていた被害児童に対し、バナナ牛乳の容器に入れたボディーソープを「牛乳だ」といって飲ませようとしたという。被害児童は母親にこの事実を話し、母親が学校に通報した。

 これに対し学校側は「被害者はいるが、意図的に暴行した加害者はいない」と結論を下した。しかし被害を受けた児童は横紋筋融解症(筋肉をつくっている骨格筋細胞に融解や壊死が起こり,筋肉の成分が血液中に流出してしまう病気)と外傷後ストレス障害と診断された。

 学校側は事件に関連し「悪ふざけが行き過ぎただけであり、校内暴力と見なす事案ではない」と教育庁に報告していたという。

 加害児童らが被害児童を毛布で覆い、野球のバットなどで暴行したという主張については「児童らが、積んであった布団の下に人がいるとは知らずにふざけていただけであり、バットはプラスチックのおもちゃだった」と説明した。

 ボディーソープを無理やり飲ませたとの疑惑については「被害を受けた児童がまず味見をして、ほかの児童たちがそれを止めたものであり、大企業トップの孫が加害者のリストから外れたのは、他の児童らに事情を聞いたところ現場には大企業トップの孫がいなかったことが分かったため」と話した。

 女優ユン・ソナさんは、自身の息子が事件に関わっているとの報道について、所属事務所を通じて「メディアで報じられた小学生の暴力事件の記事に関し、ご心配をおかけして申し訳ない」とする一方で「事実とかなりの部分が異なる。悪意を持って編集されテレビに出てしまった点は残念だ」とコメントした。

 ユンさん側は「ユン・ソナは担任教諭の計らいによって全児童の前で謝罪し、その後は被害児童を含む子どもたちは仲直りした。しかし被害児童の両親とはまだ和解しておらず、ユン・ソナが何度も連絡しているが取り合ってもらえない」としている。

 ユンさんは、この問題に関連して有名人という立場を利用したことはない、とした上で「子どもたちの傷を一日も早く癒やせるよう親として努力したい。ご心配をおかけして申し訳ない」とコメントした。