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コウノトリ6羽目「ヤマト」放鳥 /野田

6/18(日) 10:48配信

千葉日報オンライン

 国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組む千葉県野田市は17日、同市三ツ堀の飼育施設「こうのとりの里」で、4月に生まれた雄のコウノトリ1羽を放鳥した。同時に開催された命名式で「ヤマト」と名付けられたコウノトリは同日夕、多くの市民らに見守られながら慣れ親しんだ飼育舎を元気よく飛び立った。

 生物多様性の推進に力を入れる同市は、2015年から毎年コウノトリの放鳥を実施。同市から巣立ったコウノトリはヤマトで6羽目となった。

 ヤマトは4月、埼玉県こども動物自然公園から移送した卵から誕生。同市は放鳥に向け、市内外から名前を公募。寄せられた140件の候補の中から、地元の小学生の選考により名前が決定した。

 この日は午前11時10分ごろ、施設の職員が飼育舎の屋根を開放。ヤマトは羽を広げるなどして“ウオーミングアップ”した後、午後5時10分過ぎに屋根を越えて舎外へ飛び立った。

 命名式で鈴木有市長は「野田の自然再生の取り組みを全国でPRしてほしい」と期待。同市は今後、ヤマトが身に付けている衛星利用測位システム(GPS)などを利用し、居場所を特定しながら見守っていく。