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ホークス交流戦V3足踏み 勝った方が1位、広島と頂上決戦へ 岩崎が決勝被弾、工藤監督もかばう登板過多

6/18(日) 7:07配信

西日本スポーツ

 ◆広島3―2ソフトバンク(17日・マツダスタジアム)

 工藤ホークスが史上初の快挙を前に足踏みだ。同点の8回、救援陣の大黒柱に成長した岩崎翔投手(27)が前日3発の広島・丸に決勝ソロを浴び、1点差で惜敗した。阪神と西武が敗れたため、勝てば史上初の交流戦3年連続最高勝率が決まっていたが、この日はお預け。きょう18日の交流戦最終戦は首位広島との頂上決戦。勝って、文句なしの交流戦“V3”を決める。

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 1点差の最終回。2死二、三塁と一打逆転の好機で今宮の放った三遊間寄りの三ゴロは、マツダスタジアムの大歓声にはね返されるように間一髪でアウトとなった。1点及ばずの惜敗。頂点を争っていた阪神と西武も敗れた。勝てば史上初の3年連続交流戦最高勝率が決まったはずだったが、きょう最終戦の「頂上決戦」へと持ち越された。

 「今日は負けたけど、いいゲームだったし、いいものも見せてもらった。これをまた明日(18日)出せるように頑張ります」

 3年連続“V”を前に足踏みしたが、松本裕が好投し、最終回に打線も粘りを見せての惜敗に工藤監督は努めて前を向いた。一方で、不安を残す敗戦だったことも事実だ。2点あったリードを追いつかれ迎えた同点の8回。ここまで抜群の安定感でチームを支えてきた岩崎が、先頭の丸に初球の152キロ直球を完璧に捉えられ、左中間席にたたき込まれた。16日の対戦では、そこまで3打席連発を放っていた相手を牛耳るように空振り三振に切ったが、一夜明けての痛恨の一発はそのまま黒星に直結した。

 「松本とチームに申し訳ない…」。岩崎は敗戦の責任を背負い込むと、言葉少なに帰りのバスに乗り込んだ。2イニングを投じた15日の巨人戦から3連投。チーム最多の33試合目と登板過多になっていることを考えると、岩崎だけは責められない。工藤監督も「分かってますよぉ。分かってはいるんですけど、今年の岩崎君の仕事は8回を任せて信頼して使っている。勝てるゲームの時はしっかり投げてもらう。何があったとしてもこちらの責任」と、複雑な表情で岩崎をかばった。

 セットアッパーが被弾しての痛い一敗にはなったが、きょう18日の広島戦に勝利さえすれば3年連続の交流戦最高勝率は決まる。ただ、岩崎の4連投について工藤監督は「明日は明日の状態を聞いてから決める。かなり疲労もある。問題なければだし、ちょっと難しそうであれば外して、はい。明日頑張ろう。明日、明日!」。投打に故障離脱者が続出している中でも3年連続の頂点に王手をかけている工藤ホークスが、今日こそ「12球団最強」を証明する。

 ◆引き分けなら広島が逃げ切り 交流戦の最高勝率チーム決定は最終戦までもつれ込んだ。12勝5敗で交流戦1位の広島、11勝6敗で同2位のソフトバンクに絞られ、18日の直接対決で勝った球団が最高勝率となる。引き分けなら広島が逃げ切り。ソフトバンクは勝てば勝数で広島に並ぶが、直接対決で2勝1敗となるため、広島を上回る。

西日本スポーツ

最終更新:6/18(日) 7:07
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