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神奈川大がトップ通過 順天堂大など9校が本戦へ=全日本大学駅伝選考会

6/18(日) 21:59配信

スポーツナビ

 第49回全日本大学駅伝対抗選手権大会(11月5日開催、愛知・三重)の関東推薦校選考会が18日、埼玉・浦和駒場スタジアムで開催され、神奈川大、東海大、順天堂大など9校が本戦への切符を手に入れた。

トップ通過の神奈川大・鈴木「初心に戻って手堅く通過を」

 この日はあいにくの雨模様の中、関東にある20大学が駒場スタジアムに集結。大学のプライドを懸けて、スタンドからは走る選手たちに熱い応援が送られた。

 レースは1万メートル4レースが行われ、各組2人ずつ合計8人の選手を選出。その合計タイムで争われた。

 第1レースから上位につけ、第3レース終了時点で全体トップに立っていた神奈川大は、最終第4レースにエースの鈴木健吾(4年)が登場。日本大のパトリック・マゼンゲ・ワンブィ(3年)、創価大のムソニ・ムイル(2年)がレースを引っ張る中、日本人トップ争いに加わる形で前方につけた。終盤で離されてしまったが、第4レース5位(28分45秒24)に入り、チームのトップ通過に貢献した。

「トップ通過は狙っておらず、まずは予選通過だけを狙い、本戦でしっかり勝負しようと思っていた。昨年が通過できなかったので、まずは初心に戻って、手堅く通過をとチームは臨んでいた」と、本戦出場を確実に決めるレースをしたと鈴木は話す。

 個人としては「日本人の中では負けたくないと思ったが、途中、ペースが上がったときにビビッて、落ち着いたときに対応し切れなかった。反省が残る」と課題も口にしたが、昨年は棄権で予選落ちとなってしまった経験を糧に、確実に本戦出場を決めたことに胸をなでおろした。

逆転通過の順天堂大・塩尻「今年は冷静に走れた」

 一方、第3レース終了時点で全体11位につけていた順天堂大は、最終レースにダブルエースの塩尻和也(3年)と栃木渡(4年)を投入。順天堂大の長門俊介監督は「栃木が教育実習、塩尻がねんざをしていて、1週間走れていない状況だった。2人に負担をかけられないなと思っていた」と不安も吐露していたが、第1レースで出遅れてしまい、第2レースでは花澤賢人(4年)が序盤から飛び出してトップを取ったが、第3レースでも安全圏には入れず、結局エース頼みとなってしまった。

 それでも塩尻、栃木ともに序盤から集団の前方につけ、積極的なレースを展開すると、塩尻が明治大の坂口裕之(3年)と日本人トップ争い。最後のスパート合戦で敗れたものの、全体4位(28分35秒92)に入り、栃木も9位とトップ10以内につけた。この結果、順位を3つ上げ全体8位で本戦出場を決めた。

 塩尻は「(けがの痛みは)出なかった。不安はあったけど、結果的に走れてよかった。(第3レースを終え)危なそうだというのは分かっていたので、やっぱりどうしても昨年のことを思い出してしまったが、1回経験している分、今年は冷静に、ある程度織り込んで走れた」と、昨年は6秒差の10位で悔しい思いをしたが、今年はその経験をバネに、本戦を決めている。

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最終更新:6/18(日) 22:28
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