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アマゾンのエンジニアが自腹で元本5万ドル ー 「ソーシャル投票の株式投資ゲーム」スタート

6/18(日) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

5月30日(現地時間)、アマゾンのゲーム実況サイトTwitchで、「Stock Stream(以下ストックストリーム)」という新しいゲームの配信が始まった。ストックストリームはその名の通り、リアルタイムで現実の株の売買を行うユーザー参加型のゲームだ。

【画像】ストックストリームをインスパイアした「Twitch視聴者全員でポケモンをやってみた(Twitch Plays Pokemon)」

この配信は、2014年に100万人以上のTwitch視聴者が操作を共有しながら、任天堂の名作、初代ポケモンをプレイした「Twitch視聴者全員でポケモンをやってみた(Twitch Plays Pokemon)」を連想させる。

しかし、今回は単なるお遊びではない。今回、視聴者たちは、5万ドル(約554 万円)を元手に、投票によって現実の株式市場に投資する。ストックストリームの生みの親であり、シアトル在住のアマゾンのエンジニアでもあるマイク・ロバーツ(Mike Roberts)氏が身銭を切って、その資金を提供した。5月30日時点で、既に6万人がプレイ、もしくはこの奇抜な取り組みを視聴しに来ている。

ロバーツ氏によると、ストックストリームのようなアイデアはネット上ではかなり前から存在する。例えば、ソーシャルメディアRedditのユーザーの中には、匿名のコメント投稿者たちの投票で、次に買う株を決めているユーザーもいるようだ。ロバーツ氏は、そのようなアイデアに特化したシステムを6カ月かけて開発し、ストックストリームの配信を開始した。

「初日を乗り越えた感想としては、(このゲームに対して)開始前よりもうまく行くという気持ちが強くなった」とロバーツ氏は語った。

ストックストリームの仕組みはとてもシンプルだ。5分ごとに投票ラウンドが始まるので、Twitch視聴者はそのタイミングでどれでも好きな株の売買を投票することができる。例えば、「!buy AAPL(アップル買い)」もしくは「!sell TSLA(テスラ売り)」といったように、売買コマンドの後にティッカーを入力してコメントすると投票できる仕組みだ。そして5分後に、最も票を集めた売買指示が株取引アプリRobinhoodを通して実行される。

プレイヤーたちは、投票した株のパフォーマンスを基にスコアがつく。アップル買いの投票をし、取引成立直後に株価が上がればスコアは上がり、反対に株価が下がればスコアも落ちる。基本ルールはこんなところだ。しかし、現在の採点システムは分かりづらく、プレイヤーたちを混乱させているので、何かしらのルール改善はするだろうとロバーツ氏は述べた。

また、最高スコアを持つプレイヤーに景品や払い戻しがあるというわけではない。ただ単純に、クラウドソーシング型の金融実験に参加する楽しさがあるだけだ。

人々の知恵を集結させた結果、ロバーツ氏のポートフォリオは今のところ、とんとんだ。1日目を終えた時点で、取引口座内の現金残高と株式評価額は合わせて5万55ドル92セント、そのうち現金残高は約2万6000ドルだった。

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最終更新:6/18(日) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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