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父の日に感謝されるほど、あなたは「父親」をしていますか?

6/18(日) 11:30配信

ホウドウキョク

「父の日」と言えば、お父さんに感謝をする日。

しかし、感謝されるほど、子どもたちに何かをしてきた自信はありますか?

「ヨチヨチ父」を読んでみる

頼りないながらも子どもと一緒に少しずつ「父親」として成長していく、“パパ目線の初めて育児”をテーマにした話題作『ヨチヨチ父』を描いたヨシタケさんが、「自分の父親」「父親になった自分」そして「あるべき父親像」について語った。

夫から父になる きっかけも境目もない

現在、2人の男の子の父親であるヨシタケさん。父親になり、“父親”ということを意識し始めたことで、むしろ「父の日」というイベントに恐縮しているという。

「僕の小さい頃は、大それたことをした記憶はないですね。父もあまりイベントが得意な人間ではなかったので。父親になってお祝いをされる側になって、『自分は感謝されるだけのことをしているのかな』という戸惑いもあります。僕の誕生日が6月17日で『父の日』と近いので、お祝いは大体セットなんですよね」

ヨシタケさんの家庭でも「父の日」の存在感は薄いようだ。赤ちゃんが生まれた時を振り返ると、そもそも「父」という存在が曖昧だとヨシタケさんは考えている。

「父親になっても、身体的にも何も変わらない。自分が夫から父になる時って、きっかけもなく、はっきりした境目がないんです。僕はむしろ、妻が母になるという劇的な変化に戸惑いました」

ヨシタケさんはさらにこう続ける。

「どう頑張っても赤ちゃんに対してお父さんはお母さんにはかなわないわけで、おっぱいもあげられないですし、お父さんにしかできないことと言ったら、お母さんのサポートしかないんです」

赤ちゃんがしゃべり始めたら子育てが楽しくなる

赤ちゃんの時代に「父親として感謝されるようなことをしていない」と思っても悲観する必要はない。子育てが面白いと感じられるのが「赤ちゃんが言葉をしゃべれるようになってから」という父親も多いという。

「僕も育児が面白いと感じるのが遅いタイプでした。生まれてすぐは何もできなくて、焦るのもわかるのですが、“赤ちゃんがしゃべり始めたら楽しくなる”とわかっているだけでずいぶん違うと思います。『生まれてすぐかわいい、かわいい』と思えれば、つらいことも我慢できるのですが、そう思えないとなかなか大変です」

母親が一番大変なのはわかっているものの、「優しかった嫁が一日中怒っている」とか「何を言っても怒鳴り散らされる」など、子どもが生まれたことによる嫁の変化に悩んでいる父親もいる。

「お母さんは自分の体調や育児への不安がイライラとなってお父さんにぶつける。じゃあ、お父さんは誰にぶつける?となるんです。そういった状態の中で、『1~2年経つと育児が楽しくなってくるよ』という話も残酷なのですが、少なからず救いになるはずだと思っています」

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最終更新:6/18(日) 12:32
ホウドウキョク