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列車に響く名曲 大多喜高生、演奏会10年目 いすみ鉄道

6/18(日) 10:48配信

千葉日報オンライン

 いすみ鉄道(千葉県大多喜町)で17日、千葉県立大多喜高校のマンドリン・ギター部が列車内でコンサートを行った。10年目を迎えた今回も弦楽器の味わい深い音色が車窓の里山風景と調和。梅雨の晴れ間に恵まれたローカル線の旅に花を添えた。

 コンサートは同校による同鉄道存続支援活動の一環で始まった。部員14人はこの日のために列車内でのリハーサルにも臨んで備えた。部長で3年生の恋塚有美さん(17)は「10年目にふさわしい演奏をしたい」と笑顔。初回からコンサートを指導してきた同校の今井智子教諭も「毎年多くの人に聴いてもらい感謝している。一生懸命弾いて期待に応えたい」と話した。

 列車の端でスタンバイした生徒たち。大多喜駅を出発後、約2時間半で「赤いスイートピー」「コンドルは飛んでいく」「世界に一つだけの花」など聞き覚えのある名曲24曲を披露。演奏が終わるごとに乗客から拍手が湧き起こった。いすみ市から駆け付けた鈴木令子さん(64)は「楽しい気分になりますね」と聴き入っていた。