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山岳トンネル工事の岩石搬送時間を3割短縮

6/18(日) 19:39配信

ニュースイッチ

西松建設などがシステム開発

 西松建設とタグチ工業(福岡市博多区、田口一生社長)は共同で、山岳トンネルの工事で発生する岩石を高速で搬出できるシステムを開発した。搬出時間を最大30%以上短縮できる。

 新開発の搬出システムは、掘削面からベルトコンベヤーで岩石を搬出する作業方式で採用する。発破時に飛散する石を防ぐバルーンと、岩石を破砕する自走式クラッシャー、岩石搬送機能を持つスライド機具付きの作業台車、ベルトコンベヤーで構成する。

 バルーンの効果でクラッシャーを掘削面から約30メートルの位置まで寄せて設置できる。掘削作業に合わせて作業台車のスライド機具を伸ばし、クラッシャーの岩石を搬送しベルトコンベヤーに移す。スライド機具により掘削作業の進行ごとに、コンベヤーの延伸作業を行わなくてすむ。

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)九州新幹線建設局の久山トンネル(西)他工事(長崎県諫早市―長崎市)に適用し、搬出時間の短縮を確認した。他の山岳トンネル工事へも展開していく。

最終更新:6/18(日) 19:39
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