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震災遺産を後世に...郡山で意見交換 民俗芸能再興まだ4分の1

6/18(日) 10:40配信

福島民友新聞

 ふくしま歴史資料保存ネットワーク(代表・阿部浩一福島大教授)は17日、震災遺産の保全などを考えるシンポジウム「ふくしまの未来へつなぐ、伝える―歴史・文化・震災遺産の保全と活用の今」を郡山市で開いた。行政や大学などの関係者が意見交換などを通して保全の在り方を考えた。
 民俗芸能学会福島調査団の懸田弘訓団長が「東日本大震災での無形の民俗文化財の被災と再興」の題で相双やいわき市の民俗芸能の再興状況について講演。被災した約210の民俗芸能団体のうち再興したのが4分の1程度にとどまっている現状を明かした。
 意見交換では、懸田団長や阿部教授ら5人がパネリストになり、民俗文化財の保存で欠かせない民俗学を学んだ学芸員が少ない点を指摘。富岡町がプロジェクトチームをつくり震災遺産を収集しているものの、町内で家屋解体が進み活動が追い付かなくなっていることなども説明した。

福島民友新聞

最終更新:6/18(日) 10:40
福島民友新聞