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精神障害者支えよう 横浜、ピア活動で意見交換

6/18(日) 10:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 精神障害者が当事者性を生かして仲間(ピア)の精神障害者を支援するピアサポート活動を応援しようと、「第1回神奈川ピアまつり」(YPS横浜ピアスタッフ協会主催)が16日夜、横浜市中区の市社会福祉センターで開かれた。県内を中心に関東一円から精神障害者、支援者ら約220人が参加。リレートークや全体意見交換などで熱い思いを語り合い、ピアサポートの重要性を訴えた。

 ピアサポートの中でも、障害者施設の職員、精神科病院の相談員など、職業として支援にあたるピアスタッフも徐々に広がりを見せている。リレートークでは、施設職員のピアスタッフを中心に20組がステージに立ち、ピアサポートにかける思いを語った。

 「ピアスタッフになって居場所と役割を得た。ピアサポートはリカバリーに有効」「専門職のスタッフと協力して施設のメンバーさんを支えて行きたい」「長期入院者の退院を助けたい」などと、活動の手応えと抱負が語られた。また、「精神障害の経験がプラスの価値になるなら、それを生かしたい」「自分にもできることがあると分かった。弱みが強みになることもある」「ピアサポートの意義を世間に知らしめたい」などと、力強い発言が続いた。

 一方、全体意見交換では、「活動を知らない行政職員もいる」などと行政の現状への懸念や、ピアサポートの支援力について疑問の声も上がった。参加者は、活動の発展に向け、一層の取り組みが必要なことを確認していた。