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開港記念会館で市民らがオペラ公演へ 横浜

6/18(日) 22:45配信

カナロコ by 神奈川新聞

 日本でのオペラ発祥の地・横浜。数多くの作品が上演された横浜市開港記念会館(同市中区)で7月22日、コンサート形式の市民オペラが公演される。かつてハマっ子たちの人気を呼び何度も演じられた「カルメン」の名場面を披露し、華やかだった往時をしのぶことにしている。

 「横浜オペラ」は横浜の文化を愛する会が主催し、2015年に市民らで結成した横浜オペラ合唱団が中心となって演じる。3回目の今年は関内ホールから同会館に会場を移し、中区制90周年と同会館100周年の記念事業と位置付けられた。

 同合唱団には城宏憲さん(テノール)、ジョン・ハオさん(バス)、太田小百合さん(ソプラノ)、鮎澤由香理さん(メゾソプラノ)ら気鋭のプロも参加。氷川丸内で練習に励む横浜少年少女合唱団も加わり名場面を歌い上げる。菅野宏一郎さんの指揮で東京室内管弦楽団が演奏する。

 総合プロデュースを担う宮川眞壽美さん(76)=同市中区=によると、宮川さんの祖父の会社が、同会館の建設時に電気工事を請け負い、講堂を照らすシャンデリアを欧州から取り寄せて市に寄付した。「祖父が誇りに思っていた講堂でオペラを上演できることは望外の喜び。オペラが庶民の娯楽だった100年前に思いをはせながら、今の人たちも楽しんでほしい」と意気込みを見せている。

 午後2時開演。全席指定で一般3千円、高校生以下2500円。問い合わせは、横浜オペラ事務局電話080(5016)2584、関内ホールチケットカウンター電話045(662)8411。