ここから本文です

ル・マン24時間:魔の午前1時。9号車もストップ! トヨタの勝利は厳しい状況に

6/18(日) 8:46配信

オートスポーツweb

 第85回ル・マン24時間耐久レースは、スタートから10時間が経過したが、現地時間午前1時13分、直前に7号車トヨタTS050ハイブリッドがストップしたのに続き、2番手につけていた9号車トヨタTS050ハイブリッドも接触から左リヤタイヤバーストに見舞われ、車両から出火。ストップを喫した。

 豊田章男社長が現地を訪れ、トヨタにとって必勝体制で臨んでいた2017年のル・マン24時間は、序盤からワン・ツー体制を築き、速さでポルシェに対し優位に立っていたかと思われていたが、日付けが変わる前後でまさかの展開となった。

 スタートから8時間が経過しようかという22時47分、まずは2番手につけていた8号車トヨタにトラブルが。フロントモーターのトラブルで1時間59分の修復時間を要した。8号車はコースに復帰したものの、総合54番手にまで順位を落とした。

 さらに0時19分から導入されたセーフティカーが解除された0時43分、トップを快走していた7号車トヨタがセーフティカー明けに加速することができず、ドライブしていた小林可夢偉はなんとかピットにマシンを戻そうとしたものの、7号車はポルシェカーブ入口あたりで完全に停止。可夢偉はマシンを下りた。

 その直後の1時13分、今度は2番手につけ、1周差で1号車ポルシェを追う存在になっていた9号車トヨタにアクシデントが。ニコラ・ラピエールがドライブ中に、1コーナーでLMP2車両と接触。これにより左リヤタイヤがバーストしてしまった。

 ラピエールはマシンをピットに戻そうと1周を走行するが、切れたタイヤがマシンを叩き、リヤエンドから出火。9号車はアルナージュ立ち上がりで一度ストップ。ラピエールは何度か9号車を再起動させピットに戻そうとしたが、ピットまであとわずかというところでラピエールはコクピットを下りてしまった。

 これにより、最終的にはリタイア届けが出されてからとなるが、7号車、9号車ともリタイアがほぼ確定。残る8号車はトップの1号車ポルシェから29周遅れという状況となってしまった。現在のところ、悲願の初勝利までは非常に遠い状況となっている。

[オートスポーツweb ]