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米軍三沢基地 正面ゲート通行止め延期

6/18(日) 12:12配信

Web東奥

 米軍三沢基地のメインゲート(正面ゲート)改修工事のため21日から予定していた車両通行止めについて、同基地が延期を三沢防衛事務所に伝えていたことが関係者への取材で分かった。伝達日は16日。市は同日、通行止めの情報をホームページに一時掲載したが、同事務所からの連絡を受け削除した。
 米軍は当初、(1)24時間開いているメインゲートを21日~8月15日に車両通行止めとし、同期間は閉鎖中のレピドゥゲートを24時間開門(2)午前5時~午後7時に開いているファルコンゲート(裏ゲート)を8月17日~12月18日に車両通行止めとし、閉鎖中の駒沢ゲートを日中のみ開門-と計画していた。
 メイン、ファルコンの両ゲートは、基地にある八つのゲートのうち主力のゲートで、基地内の米軍関係者数千人や航空自衛隊の関係者約3千人が通行。市中心街に近いため、通行止めとなれば交通や住民など地域への影響は大きい。メインゲート工事の際に代わりに開門する予定だったレピドゥゲート周辺の道路は狭く、渋滞が起きる可能性も指摘されている。
 こうしたことから、東北防衛局は13日付で米軍三沢基地に対し、通学時の交通事故防止や渋滞緩和、住民への騒音対策に配慮を求めるよう文書で要請していた。
 三沢市教委は15日までに、通学時の安全に万全を期すよう小中学校に指示した。一部の学校は保護者に文書で注意喚起を呼び掛けていた。
 16日午後に工事・通行止めを延期すると米軍から連絡を受けた三沢防衛事務所には延期の理由や、延期後の日程の説明はなかったという。同事務所から連絡を受けた三沢市の担当者は「詳細は分からないが驚いた」と困惑した表情。米軍三沢基地の担当者は「当方で発表する内容はない」としている。
 学校から工事に伴う注意喚起文書を受け取った女性保護者は取材に「延期の連絡はない。安全に登下校できるよう、確かな情報を正確、迅速に伝えてほしい」と話している。

東奥日報社

最終更新:6/18(日) 12:12
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