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伊藤かずえが“姉貴”と慕う いとうまい子の意外な頼もしさ

6/19(月) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 今もドラマで活躍中の伊藤かずえさん(50)にとって無二の親友といっていい存在が、女優のいとうまい子さん(52)。始まりは10代に共演したことだった。

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 まい子は私が16歳の時から、これまでずっと姉貴的存在です。見かけによらず男勝りで、サバサバした性格。思ったことは全部口にしちゃう典型的なB型です。私の方が背が高いし、彼女は兄が2人いる末っ子、私は長女なので、どちらかというとお姉さんっぽく見えると思うのですが。

 初共演は1983年の学園ドラマ「高校聖夫婦」(TBS系)。その後、84年の「少女が大人になる時 その細き道」(同)でも共演。私はまだ高校に通いながらの撮影で、学校と仕事で本当に忙しかったのですが、共演が続いたことですぐ仲良しになりました。私に“お姉さんが欲しい”という思いがあったのも関係していたかもしれません。

 10代って多感で敏感な時期です。しかも、撮影の現場は今と違ってものすごく過酷でわからないことだらけ。当時はまだフィルムで撮っていた時代で、NGを出したらきつく怒られるし、体力的にも精神的にもクッタクタでした。そんな中で声をかけて助けてくれたのが、まい子でした。

■恋愛相談をしたら「あたしが確かめてあげる」

 演技のことだけでなくプライベートも相談しました。親や兄弟、友達よりずっと一緒にいましたからね。恋愛相談に乗ってもらったこともあります。好きな男の子がいて、彼の気持ちがわからなくて悩んでいたんですね。それでまい子が「あたしが気持ちを確かめてあげる」って、いきなりスタッフルームの黒電話から「どうなの?」ってかけちゃって。相手はしどろもどろだったみたいで、「かずえ、あんな男やめな。好きってはっきり言わないし、男らしくない」ってすごく怒ったんですよ。結構、頼もしいんですよ(笑い)。

 話題になったのは3作目の共演の「不良少女とよばれて」(84年・同)。私は少年院に入っていた通称モナリザでした。番長の曽我笙子を演じるまい子との乱闘シーンは本気で演じたけど、忘れられないのは笑いを抑え切れなかったセリフ。「勝った方が負けた方の骨壺を蹴飛ばすまでさ!」って凄みを利かせるんだけど、当時の私たちにはそれがなんかおかしくて。顔を見合わせると噴き出しそうになって、どうにか意識を集中させてNGを出さないようにして乗り切ったのを覚えています。

 お互いに結婚しましたが、ずっと付き合いが続いていて、1年に1回ぐらいは旅番組で出かけたり、一緒にバラエティーにも出演しています。10代から続いている友達なんてそうそういないし、今もよき相談相手です。

■12キロのダイエットに成功

 最近、お世話になったのは料理研究家の柳澤英子先生です。女優という職業柄もあるし、ネット上で「伊藤かずえ激太り」なんて書いてあって、あらゆるダイエットを試しました。そんな私にとって「これだ!」と実感したのが柳澤先生の料理です。きちんと食べながら痩せるというのが先生の考え方。番組企画で始めたのですが、去年から続けて今では12キロも痩せることができました。

 最初は半信半疑。最初の2週間は体重が65・5キロのまま、まったく変わらなくて「やっぱり無理、食べて痩せるなんてありえない」って思いました。だけど、柳澤先生の「毎日たくさん食べているのに体重が増えてないでしょ? 頑張りましょう」という“魔法の言葉”に励まされて続けたら、7月から約100日間で10キロまで落ちた。それを先生は自分のことのように喜んでくれて。調べたら血管年齢は28歳。肌の調子もよくなり目の下のクマもなくなって(笑い)、化粧品代が以前より安く済むし、コスパもよくなりました。

 実は料理はもともと嫌いだったんです。だけど、先生の料理は一度に5~6品、3日間分作り置きするレンチン(レンジでチン)レシピ。ズボラな私に向いていたんですね。簡単だし、自分なりにアレンジできるのも楽しい。このダイエットを始めてからもうすぐ1年。お酒が飲めるし、いっぱい食べられてストレスもなし。リバウンドもしていません。