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梅雨時の鮮やか共演 ビヨウヤナギ クロツグ

6/19(月) 5:00配信

琉球新報

 【名護】梅雨時に珍しい鮮やかな黄色の花ビヨウヤナギと、南国的な花を付けるクロツグが名護市内で咲いている。

 ビヨウヤナギは中国原産で300年ほど前に渡来。道路脇の花壇や庭でよく見かける。低木で雄しべは長いまつ毛のようにカールする。花弁は重ならない。

 花期は長く、5月から7月頃まで咲き続ける。花をいっぱい付けるので好んで栽培される。葉は見事な十字対生。

 クロツグは石灰岩地の森林でよく見られ、御嶽周辺にも多い。幹は円柱状で数本が束になって5メートルほどになる。

 甘い香りを漂わせ、まるで香水のよう。花序の枝は黄色みを帯び、花は多数密着する。果実は2センチのだ円形。

 幹の表面は黒い繊維に覆われ、これは船の綱に利用されていた。名前はツグがシュロの意味で幹の繊維が黒いことによる。南西諸島、台湾に分布。方言でマーニ、マニンなど。ヤシ科。(幸地光男通信員)

琉球新報社

最終更新:6/19(月) 10:31
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