ここから本文です

日の出埠頭背後に1万平方メートル施設 清水港海洋文化拠点構想

6/19(月) 7:45配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 海洋に関する先端研究、産業が集積する国際海洋文化都市を目指し、静岡市が検討していた「清水港海洋文化拠点施設」の基本構想が18日までに固まったことが関係者への取材で分かった。敷地面積1万平方メートル規模の巨大施設とし、国内最深の駿河湾の魅力などを紹介する「海洋・地球に関する総合博物館」がコンセプト。民間からの用地買収や具体的な設計に向け、基本計画の策定に移る。

 国際クルーズ拠点港に選ばれ、大型客船の入港が急増する清水港日の出埠頭(ふとう)の背後地に、シンボル施設を建設する。駿河湾の海洋生物を展示する水族館機能のほか、研究機関と連携し、環境教育や海と地球の先端研究に触れる学術的な施設とする。

 展示内容は、清水区三保で海洋科学博物館を運営する東海大や、清水港を母港として新エネルギーや防災、生命の起源などを調査している地球深部探査船「ちきゅう」の海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力を受ける。教育、観光振興の観点のほか、海洋立国を支える科学的な知見を生かした新産業を集積することで、従来の港湾工業都市から転換を図り、「港町・清水」の再生を目指す。

 課題の事業費や運営は、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)、第三セクターなどの官民連携事業の手法から最適な方法を模索する。地元経済関係者は「2019年に清水は開港120年を迎える。新しい都市ビジョンにより、未来が切り開かれることを期待したい」と語った。

静岡新聞社

Yahoo!ニュースからのお知らせ