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【オーストラリア】金融AMP、生命保険事業を売却か

6/19(月) 11:30配信

NNA

 オーストラリアの金融・保険大手AMPが、不振の生命保険事業を売却するとの臆測が浮上している。同社の生命保険事業は昨年度、多額の損失を計上したものの、ここ数カ月間で業績が改善している。16日付オーストラリアンが報じた。
 AMPのメラー最高経営責任者(CEO)は先月の投資家向け説明会で、生命保険事業は「価値(value)と資本効率を元に運営する事業」に分類されていると説明。言い換えれば、現状では好ましい資産ではないとの見解が示されていた。同社の生命保険事業に関しては、過去数カ月間に業績改善の兆しが見られているが、多くの金融機関が多様化した資産の縮小を進める中、AMPが生命保険事業の業績を立て直した後に売却するとの見方が出ている。
 AMPの広報担当者は、市場の臆測に対してコメントできないとしている。
 AMPは2016年度(暦年)決算で、過去13年間で最大となる3億4,400万豪ドル(約290億円)の赤字を計上。生命保険部門が計上した12億豪ドルに上る資産評価減が利益を圧迫していた。

最終更新:6/19(月) 11:30
NNA