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【台湾】Gogoro、パリでシェアリングサービス始動

6/19(月) 11:30配信

NNA

 次世代電動スクーター「Gogoro Smartscooter(ゴゴロ・スマートスクーター)」を手掛ける睿能創意(ゴゴロ)はフランスの現地時間15日、同国の首都パリでスクーターのシェアリングサービス「eScooter(eスクーター)」を始めると発表した。すでに同サービスを展開中のドイツ・ベルリンに続き、独自動車部品大手ロバート・ボッシュ傘下のスタートアップ「COUP(クープ)」と協力する。
 ゴゴロは台湾で車両本体を販売。利用者は各地に設けている電池交換スタンド「GoStation(ゴーステーション)」で充電済みのリチウムイオン電池を随時交換する。これに対しパリではベルリンと同様、車両をユーザー同士が共有し、特定の電池交換スタンドや駐輪場を設けず利用者自身が自由に乗り捨てできるのが特徴。充電はクープの担当者が停車中の車両を巡回してメンテナンスに当たる。
 パリでは600台でサービスを開始。利用料金は1回当たり4ユーロ(約500円)で、30分を超えると10分ごとに1ユーロが加算される。仏地元紙は「15年に電動スクーターのシェアリングサービスを開始した『Cityscoot(シティスクート)』の強敵になるだろう」と伝えている。
 サービス発表に合わせてパリを訪れたゴゴロ創業者の陸学森執行長は、「パリは欧州で最も交通渋滞が深刻な町とされる。ゴゴロのスクーターを通勤に利用すれば渋滞緩和に役立つ上、環境保護にも貢献できる」と説明。「再びクープと組むことで、ベルリンと同じくパリでも事業を成功に導ける」と自信を示した。
 会見に同席した台湾経済部(経済産業省)工業局の楊志清・主任秘書は、「世界各地で低炭素化社会の実現に向けた動きが進む中、台湾政府は民間企業による電気自動車(EV)や電動スクーターの開発、テレマティクスの応用やビッグデータを活用したスマート交通の実現などを一層、後押ししていく」と話した。

最終更新:6/19(月) 11:30
NNA