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京都議定書20年で夜間消灯 東寺など夏至と七夕に

6/19(月) 17:00配信

京都新聞

 節電のため、環境省が夜間の消灯を呼び掛ける「ライトダウン」キャンペーンに合わせて、京都市内で東寺(南区)や京都タワー(下京区)などが夏至の6月21日と七夕の7月7日の2日間、夜間のライトアップを休止する。今年が地球温暖化防止の国際的な枠組みを定めた京都議定書の誕生から20周年に当たり、京都市が協力を要請した。
 環境省のキャンペーンは地球温暖化防止のため2003年に始まり、毎年、夏至から七夕の間を期間としている。京都市内でも事業所や公共施設が参加し、16年度は117カ所が夏至と七夕の夜に一時消灯。2日間で計約5400キロワット時に相当する消費電力量を削減できたという。
 今回は京都議定書20周年の節目で、市が東寺に協力を依頼した。東寺は13年から国宝の五重塔を照らす投光器をLED(発光ダイオード)に切り替え消費電力量を半減させた。京都タワーは昨年に続く参加となる。市は二条城でのライトダウンを実施する。各施設で6月21日と7月7日の午後8~10時に消灯する。
 福島第1原発事故後、節電は定着してきたが、火力発電の割合が高まった影響で電力消費に伴う温室効果ガス排出量が増え、節電や省エネの効果が見えにくくなっている。市地球温暖化対策室は「京都のシンボルとなっている施設のライトダウンで、あらためて節電や省エネの大切さを考えてほしい」としている。

最終更新:6/19(月) 17:00
京都新聞