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【卓球】水谷が中国選手に「善戦止まり」の理由

6/19(月) 16:45配信

東スポWeb

 卓球日本男子のエース・水谷隼(28=木下グループ)の「打倒中国」の夢はかなうのか。卓球のワールドツアー、荻村杯ジャパン・オープン最終日(18日、東京体育館)、男子シングルス準決勝で水谷は世界選手権個人戦銀メダルの樊振東(20=中国)に1―4で敗戦。それでも、試合後の表情に失意の色は皆無だった。

 樊には3戦全敗となったが、後半は競り合い「互角だった」と振り返るほど追い詰めた。世界選手権では13歳の張本智和(エリートアカデミー)に金星を献上。世代交代の声も聞こえてきたが「ここらへんでもう一回、自分が抜けたい気持ちがある」と強気な言葉で吹き飛ばした。

 敗戦の理由ははっきりしている。日本卓球協会関係者は「いつも水谷が中国選手と戦うたびに言うんですけど、1、2ゲームぐらい相手のボールに慣れるまでに時間がかかるんですよ。普段、練習相手であんなボールを出す人とかいないから」。スロースタートにならざるを得ないため「善戦」の域を出ないわけだ。

 球の威力が違うのは、技術以外の差も大きい。「普段、日本の男子選手で中国ラバーを使っている選手はいないし、フィジカルも圧倒的に向こうのほうが強い」(同)。対応力を磨こうにも、日本で同レベルの選手と練習することは難しい。課題を克服するには、国際大会で実戦を重ねていくしかない。

最終更新:6/19(月) 16:45
東スポWeb