ここから本文です

【巨人】由伸監督100勝「こういう勝ち方は思い出には残ると思う」

6/19(月) 6:06配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人7x―5ロッテ=延長12回=(18日・東京ドーム)

 泣き崩れてくるまな弟子を、両手でがっちりと抱きしめた。劇的すぎる幕切れに由伸監督の涙腺も壊れかけた。就任2年目、65試合でつかんだ通算100勝。「まあ、それがどうしたって周りからはなるかもしれないけど、100勝目がこういう勝ち方は思い出には残ると思う」。興奮を必死に抑えながら、しみじみと振り返った。

 ずっと、亀井の悩んでいる姿を見てきた。今季は代打の切り札として起用し、24打数9安打、打率3割7分5厘と期待に応えている。だが、チーム事情から時にスタメンでも送り出す。しかし、35打数4安打と別人のように結果は出なかった。亀井に、笑いながらも嫌らしく言った。「俺は先発でも代打でも打ってたぞ」。そう言いながら、「スタメンの時でも何も考えず、代打のつもりで打てばいいんだよ」と、アドバイスも忘れなかった。

 自身の現役時晩年と重なるから、他人事ではない。「亀井は僕自身の最後の方にいた立場と似ているところがある」。だから、「自分で考えて苦しんで、はい上がってこないと成長はない」とも突き放す。この試合、マギーが敬遠された直後に2打席凡退。チャンスを潰し、悔しさは顔を見れば分かっていた。それでも「必ずやり返す」という信頼があったから“3度目”でも期待感はあった。

 この6連戦を5勝1敗。確実に勢いはついた。5月25日の阪神戦(甲子園)から、球団ワースト13連敗を喫したチームとは思えない姿だ。交流戦を6勝12敗。決して喜べる数字ではないが、「こうしていい形で戦うことができたし、こういったムードでまた再開できればいい。少しずつチャンスは出てくる」と前を向いた。借金7からのリスタートへ。戦力も整った今、土俵際から一気にたたみかける覚悟だ。(水井 基博)

最終更新:6/19(月) 6:06
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/25(日) 12:55